2019年12月 4日 (水)

U2(さいたまスーパーアリーナ)

 

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 U2は初来日公演以外は幸運なことに全てみています。1989年のは映画『U2/魂の叫び』に負けた感じ、1993年のは完璧なテクノショーケース、1998年は究極のロックショウ、2006年は原点回帰のロックライブ、とずっと楽しんできました。
 さあ、13年ぶりの来日公演。なのですが実はあまりテンションは上がっていませんでした。まずチケットが高かった(汗)。そして「ヨシュア・トゥリー」の再現というコンセプトにピンと来なかったのです。ほとんど事前情報がないまま迎えたライブは、おそらく我が生涯でみた数々のライブの中でも三本の指に入るであろう、これがU2!としか形容しようがない唯一無二のU2ライブでした。

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THE JOSHUA TREE TOUR 2019.12.04@さいたまスーパーアリーナ

Sunday Bloody Sunday
I Will Follow
New Year’s Day
Bad
Pride (In the Name of Love)

Where the Streets Have No Name
I Still Haven’t Found What I’m Looking For
With or Without You
Bullet the Blue Sky
Running to Stand Still
Red Hill Mining Town
In God’s Country
Trip Through Your Wires
One Tree Hill
Exit
Mothers of the Disappeared

Angel of Harlem

Encore:
Elevation
Vertigo
Even Better Than the Real Thing
Every Breaking Wave
Beautiful Day
Ultra Violet (Light My Way)
Love is Bigger Than Anything in its Way
One

 コンサートは大きく3つに分かれていて、初めは初期から5曲、真ん中にアルバム「ヨシュア・トゥリー」を全曲、そしてクライマックスにそれ以降の曲と、結果的にバンドの歴史を俯瞰する形になっていました。しかし長年活躍しているアーティストがやるようなグレイテストヒッツみたいなセットリストにはしなかったのがU2たる所以でしょう。中心に「ヨシュア・トゥリー」を持ってきたことにはいくつかの意味があったと思うのです。

 1つは「ヨシュア・トゥリー」という「アルバム」という形で発表された表現が現在でも通用するほどの力を持つことを証明したこと。ジャケット写真(そうそう、アントン・コービンも会場にいるよってボノがMCで言ってましたね)まで含めての1つの作品だったと言える「ヨシュア・トゥリー」は全く色褪せることなく、そのメッセージも力強く伝わってきました。
 2つめは結果的に1987年に北米ツアーが行われた公演を追体験できたこと。映画『U2/魂の叫び』で収録されている公演をみて日本のファンは「はやく来日公演を!」と思っていました。その後、1989年の"Love Comes To Town Tour with B.B. king"で私たちはそのステージを楽しむのですが、あの映画で味わった興奮はやや減退していた気がします。それがほぼ30年後に目の前で演奏されたのですから。彼らは活動初期の頃を自虐的に俺たちは音の大きなフォークバンドだったと語ることがありましたが、今回は間違いなくロックンロールバンドでした。
 3つめはパフォーマーとしての彼らのスゴさ。正直前回のツアーでは、みんな「年とったなあ」と思ったのですが、今回はそんな場面は微塵もなかった。何しろ2時間20分、ほぼノンストップでの演奏。それどころか、「ヨシュア・トゥリー」の全曲はアレンジもほとんど変えず、でもオリジナルのアルバムや今までのツアーでの演奏よりも素晴らしいと感じたものが多かったです。特に私の大好きな"One Tree Hill"と"Exit"はライブでは初体験だったのですが、とても60過ぎの4人組がやっているとは思えないトンガリ方! ここまでの年月で彼らはバンドとしてスゴイレベルに進化したこと、それでもバンドの本質を変えない愚直さを忘れなかったことを、しっかりと私たちの前で証明してみせたのです。

 アンコール部分にあたる近年のヒット曲のところではショー的要素も満載しながら、彼ららしいメッセージ性も出ていました。何より今回はこの日本の政治が滅茶苦茶になっているせいもあって、いつもよりも素直に自分の心に届いた気がします。女性権利の向上や地位向上に貢献した方々の写真をみていて、相変わらずやっていることブレないスゴサをあらためて感じました。

 最高にカッコイイライブでした。チケット高いなんて言ってゴメンナサイ(汗)。それ以上の物を受け取りました。あなたたちの音楽が自分の人生の中にあってよかったです。あなたたちの音楽に合う生き方をこれからも目指していきたいなと思いながら、今日のセットリストで作ったプレイリストを聴いて家路につきました。

 U2、本当にありがとう。


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2019年10月31日 (木)

FMサルース「FUJITA MISA RADIO SHOW みさラジ♪」(有希乃さん出演)

 10月30日に21歳の誕生日を迎えられた有希乃さん。その有希乃さんが31日にFMサルースの公開スタジオでの番組に出演されることになりました。

あっ、もう状況書くのがまわりくどいし、結論が同じパターンなので・・・

行っちゃいました(汗)。

 正直ラジオなので行く必要があるかなーと思いましたし、場所を知っていた(のんびりと公開スタジオを眺める雰囲気のところではないかなー、と(汗))のでどうしようかと迷ったのですが(汗)。ただ今回は行ってよかったです。

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とにかくキュート! スタジオでの有希乃さんをご覧になった方どこかのアイドル?と思われても何の違和感もないでしょう、というぐらい。表情がくるくると変わります。感受性が本当に豊かな方なのでしょう。こんなに小柄でしたっけ?と再認識(ごめんなさい!)。歌ってる時と全然雰囲気が違います。こういう等身大な感じの有希乃さんもいいです。
○お話の内容自体がすごく楽しかった。(これはパーソナリティの方の力が大きいですね。スバラシイ!) アルバムのこと、曲作りのこと、影響を受けたミュージシャンのこと、ちょっとしたプライベートのことなど、短い時間で盛りだくさんでした。

 収録後、有希乃さんと、有希乃さんファンの方にはおなじみ、プロデューサーの尾飛さんにご挨拶することができました。ありがとうございました。

<ちょっと思ったこと>
で、またまたちょっとだけ生意気なことを書きます。

それは今日のラジオのように有希乃さんの魅力全開!な感じが、有希乃さんのツイキャスにもっとあるといいなあ、という点です。

 実は私、有希乃さんのツイキャスは別として。ツイキャスなどのいわゆる動画配信(特にライブ放送)というものがあまり楽しいと思うものが少ないと感じています。これには2つ理由があって、ひとつはそもそも視聴者を楽しませるレベルを生放送で進行させるのは物理的に難しいというのが放送の分野では常識で、いかにプロがやろうともグダグダになっちゃうことが少なからずあること(それが魅力でもあるのかとは思いますが)。そしてもう1つが配信番組が基本的に番組進行を当事者がそのままやるケースが多いので、番組進行上の「客観性」に欠けて視聴者が求めているものが足りないままになっていること、です。有希乃さんはツイキャスで歌もトークも進行もとなるので大変だなあと思いますし、今のままでも充分楽しいです。ただ今日のラジオの有希乃さんのトークはそれ以上に魅力的だったと感じた部分が大きかった、ということなのです。

 有希乃さんのツイキャス自体のコンセプトが演奏をライブ放送で、という部分かと思いますので、そういう意味でMC的なトークになるのは自然なことだと思います。ただ。ご自身をさらけ出す難しさをお話されていましたが、おそらく有希乃さんはすごくシャイな方なのだと思います。有希乃さんのツイキャスをご覧になった方はわかっていただけると思うのですが、トークの部分はすごく言葉も選ばれているし、ましてや何かを自慢げに強く自己主張される様子は感じられません。しかし、ご自身が配信番組を進行する立場でもある以上、それがすごく受動的に感じられてしまう部分はあるかもしれません。例えばなのですが、「とゅもろ」発売記念のツイキャスがありました。あの時は今日のラジオ出演でされたようなお話をされていたらよかったと思いました。そういう意味で、進行の方がいると「とゅもろ」のイントロを聴いて欲しいとか、「つかれちゃって」の部分は詩とメロディが一緒に下りてきたとか、東横線が実話だとか、そのあたりをご自身で話しやすかったのかもしれません。また何より今日の番組で受け答えされている時のような表情がたくさん出てくると(音声だけで楽しまれた方、申し訳ないです)有希乃さんの魅力がまた伝わっていいよなあと思います。

 ああ、なんかまた生意気なことを書いてしまった! スミマセン! 老害にならないようにしなくては・・・。本当は「Tear」という歌がどれほど魅力的で感動的だったかを語るつもりだったのですが、それはまた次回!

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2019年9月24日 (火)

SHIBUYA ! PARTY! PARTY! vol.41 ※有希乃さん出演(SHIBUYA TAKE OFF 7)

 毎年この時期は大変忙しいです。期末という繁忙期。また夏シーズンが終わると、映画もグッと渋い作品が増え、楽しみです。ここに特集上映が加わり、真打ち披露興行だの、娘たちの学校行事だのが加わってきますから、突発的な予定変更は身動きとれません(楽しいんですけどね)。さらに家族で2人も誕生日(実は私も今月で50代に突入)。いやあ、忙しいなあ・・・。
 そこに降って湧いた有希乃さんのライブの予定。しかも今回はライブハウスが会場だ。ライブハウスでみたかったからこれは嬉しい。でも先週行ったばかりだしなあ。えっ!24日! いやでも平日だぞ・・・予定が激詰まりだけど・・・これはさすがに無理だろう・・・いやあ、無理だなあ。

行っちゃいました、渋谷に。
(いい加減、このパターンばかり連発すぎてスミマセン)

 だってこの日、私の誕生日で(汗)、しかも家族からのお祝い(ありがとう、毎年(泣))がみんなの予定を合わせるために前日になった! これは「行け」という天の啓示か!(ホントか??)


時間ギリギリセーフで到着しました。ライブ自体に行く回数が激減している私にとって、ライブハウスなんて多分20年ぶりぐらいではなかろうか。いや、地下に下りていくのがライブハウスの王道だよね、なんてくだらないことを思いながら、中へ。

ちなみに本日のセットリスト
1:とゅもろ
2:飛行機
3:1日おきのアイ
4:がんばれなくなっちゃった

とりあえず感想を・・・。
・まずは元気そうで何よりでした(後述)
・うん、ライブハウスでの有希乃さんの歌声、いい! 持ち時間が短かった中で、すごくエネルギッシュな歌声でした。ライブハウスが似合うミュージシャンって一番カッコイイですよね。
・「とゅもろ」から入る曲順もいいですね。一気にギアがあがった感じで。
・「飛行機」今日の一番! またまた私の中でポイントアップです。ライブ映えしますねぇ!
・「1日おきのアイ」実はまだ知らなかった曲でした。いい曲でした。「とゅもろ」のアルバムがわりとポップな曲調のものが多いので、今日は逆に印象に残りました。アコギ1本の曲をじっくり聴きたいなあ。
・「がんばれなくなっちゃった」この曲で締めるのもいいですね。オジサンはこの後、仕事をがんばらなくちゃいけなかったのですが(汗)、ハハハ。歌で明るく終われるのはよいですな。

ここからは余談。
・今日はいろんなアーティストの方が出られるので、興味が持てたら、と思ったのですが2組目の方でギブアップ。私の音楽の好みは完全に雑食系で洋楽がメインとはいえ、何でも聴いてきた人だけれど、新しく興味を持てる幅がやっぱり狭くなってるんだろうなあ・・・。
・なので2組目の方の時にはライブハウス内をじっくり観察(ごめんなさい)。今のPA機器類って本当にコンパクトで高能率。コンソールも使いやすいんだろうなあ。まあオジサンはそもそもワイヤレスを信じない世代なので、ここですでに世代間の断絶はあるけれど(汗)。

 というわけで帰り際にごあいさつ。昭島の後に発熱されたとのことで心配しましたが、そりゃ全国デビューですもん、発熱もしますよね(汗)。在庫僅少な「1日おきのアイ」のCDを購入できました。パチパチ。自分へのご褒美です。(ただ「実は今日、自分の誕生日なんです」というのは、さすがに恥ずかしくて伝えられなかったです(汗))

 今日は、かなり無理した予定だったのですが、無理して来てよかったです。ライブハウスの有希乃さん、本当にいいです。当たり前だけれど、やっぱりこういう所の方が似合っています(昭島モリタウンの有希乃さんもスゴイなあとは思ったけれど、やっぱりあそこは音楽を聴く場所としては、かなりハードルは高いかなとも思いますから)。それと自分は有希乃さんの曲も好きなんだけれど、有希乃さんの歌声が好きなんだなあ、とあらためて実感しました。それは何というかPAのスピーカーからポンと出て、小屋全体を包むような音っていうか、こればかりは少しでも裏方かじった人じゃないとわからない至福なんです。音楽を聴いている時の、忘我の境地ってところでしょうか。自分で調整する立場なのに立場を忘れて聞き入っちゃう時ってあるんです。そういう歌声なんだなあって思います。贅沢な時間でした。

 ライブ、どんどんやってください。やってほしいです。ライブハウスで定期的に聴きたいです。自作の曲、カバーの曲、どっちでもいいですが、リリース後の喧噪が少し落ち着いたら、もう少しじっくりと長めの時間で聴きたいです。

 さあ、次は高円寺ですが、今のところ行けません・・・って言ってて、また直前でどんでん返しだと嬉しいのですが(汗) でもまた次の機会を楽しみにしています。

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2019年9月18日 (水)

有希乃イベント(昭島モリタウン 東館1F光の広場)

 先日、ハリコンでマッツ・ミケルセン氏と念願の対面を果たしたその日、実は同時間帯にお台場でとても気になるイベントが開催されていました。前回紹介した有希乃さんのインストアイベント。


行きたかったなあ・・・というのが前回。その後、有希乃さんのイベントが数カ所であるということが告知されていました。

行っちゃいました、昭島に。
(最近、この展開が多すぎて反省)

 だってお台場行けなかった(正確に言えば会場には行ったけど、始まる前に移動しなくてはならず聴けなかった)のが、やはり相当悔しくて・・・。
 昭島なんてMOVIXの開館直後に一度行ったきりだなあ、と思いながら会場となるモリタウンというショッピングモールへ。うん、お台場のタワレコとは違う何というかアウェー感というか・・・。ステージが設営されているとはいえ、イスで待っているのは開演前まではちょっとだけ恥ずかしかったです(汗)。
 あっ、有希乃さんだ! 天文館の時とは違ってすごく大きく見えました。全国デビューオーラ?! 衣装のせい? いやヒールのせい??(笑)と思っていると、サウンドチェックをされて、いよいよスタート。

ちなみに今日のセットリストお台場と同じ。アルバム6曲中5曲の大判振る舞い!
1:がんばれなくなっちゃった
2:飛行機
3:スーサイダー
4:きっと君なら
5:とゅもろ

とりあえず感想を・・・。
・スゴイ! 会場のアウェー感に臆さない有希乃さん、さすが。始まって会場の空気が変わってました。会場を味方につけるというのはとても難しいことを自分も落語をやる立場で、痛感しているだけに、すごいと思います。
・うん! やっぱり有希乃さんの歌、本当にいいですねぇ。CDもよいけど、生歌だとまた格別です。
・「飛行機」、CDと印象が変わりました。ライブ映えする曲ですね。アルバム自体、バンドサウンドのアレンジの曲が多めなので、生演奏だとまた違うのでしょうね。24日の渋谷(この日は行けない!)どんな感じになるのでしょう。 
・「きっと君なら」 ちょっとうるっと来てしまいました。自分は天文館ではじめて聴いて。大好きな曲になって。それが全国発売されたCDに収録されて。目の前で有希乃さんが歌ってて。そんなこの曲をまた、きっとここで聴いている誰かが受け止めて好きになって・・・、そんなこと考えてたら年甲斐もなくジーンとしてしまいました。
・「とゅもろ」すんごくカッコよかった!! いやー、これはライブで聴きたいでしょ! 有希乃さんの生ギター前面オシで聴きたい! 何よりバンド生演奏で聴きたい!(ベースラインがさりげなくカッチョイイ)
・私が大好きな「おやすみなさい」がないのは仕方がないですね。いつかアコギ1本で聞きたい曲です。
・「かわいいわね」「有名なの?」と会場にいた年配の女性の方たちの会話。ふむふむ。だからこそ有希乃さんのMC「ここで聴いたことが自慢できるように成長したい」がカッコよかったです。
・演奏後、ご挨拶させていただきました。お話しできて嬉しかったです。CD(3枚目!)サインいただいちゃいました。カンバッジもやっとゲットしたぞー。
・しまった。全然写真を撮ってなかった・・・。ちょっと悔しい(汗)。

キザな書き方をするならば、音楽は出会いです。

 私の心と体を構成している「モノ」の一部分は、たくさんの人がつくりあげた芸術からできていると思います。映画、音楽、小説、そして落語が多いと思いますが、なぜそれが好きなの?と言われても、そしてどうして好きになったの?と言われても、説明は難しいです。
 自分もあの日、鹿児島にいなければ。天文館で再度白くまを食べようとしなければ。帰り道に別のルートを歩いていたら。有希乃さんと「きっと君なら」には会えませんでした。そして今は、有希乃さんの歌をまた聴きたいなあと思っていますし、「きっと君なら」だけでなく、有希乃さんの歌声や曲の素晴らしさが、少しでもたくさんの方に届くといいなあ、と心から願っています。だから今日、偶然にも昭島にいて、有希乃さんを聴いた方の中で、きっと私と同じようになる人がいるんだなあと思うと、それってスゴイことだよなと1人うんうんと頷いちゃってました。
 それから有希乃さんと私の長女はほぼ同世代です。大学生として自分の進路に向けての活動だったり、部活(ラクロス部)だったり、もちろん大学生としての日常だったり、娘もまた自分の夢に向かって日々を過ごしています。有希乃さんの歌っている姿をみていて、「かわいい!」というより「がんばれ!」と応援したくなるのは、ルックスもキュートだけれど、そういう部分もあるのかもしれません。

 夢に向かって歩いている有希乃さん、これからも応援してます。

さっ、次は高円寺か??(笑) いや、こんなこと言ってて24日に渋谷出没??(汗)

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2019年9月14日 (土)

有希乃さんとの出会いと、1st album「とゅもろ」のこと

 鹿児島遠征ではいろんな思い出があります。白くま、知覧、中津、宮崎地鶏、そして台風と新幹線!(笑) そんな中のひとつに、あるシンガーソングライターの方との出会いがありました。

名前を有希乃さんといいます。
「とゅもろ」の画像検索結果

 2泊3日の2日目、台風上陸で予定が大幅に狂って疲れてしまった8月6日の夜。こりゃ白くまアゲインだなあとホテルから「天文館むじゃき」に向かって夜、散歩してたら、なんと浴衣の女性がギター抱えて地べたに座り込んでいました。まあ、それだけでインパクト充分(いろんな意味でですが)。まだ始まりそうになかったし、どこかの高校生の子(すごく小柄だった)かなあとか思いながらそこを離れ、まず白くまで癒やされ(汗)、その帰り道。同じ道を帰っていると先ほどの子が歌っていました。

 ところが予想に反して(エラそうでごめんなさい)歌声が抜群にいいのです。のびのび歌っているけれどアマチュアのストリートミュージシャンにありがちな、我流な感じじゃない。ひょっとしてプロ?と思いながらフライヤーを手に取ると。説明を読んでもよくわからなかったのですが、少なくともアマチュアではないことはわかりました。そうこうしているうちに次の曲になったのですが。これが・・・すっごくよかったのです。口笛から入り始めたその曲(あとで「きっと君なら」だとわかったのですが)、これがあの時間のあの場所の自分に、すごくはまった曲でした。ホテルに帰って早速検索。ライブ映像の中にありました。次の日も列車移動だったので、さっそく旅のお供でリピート。メロディがいいし、歌詞はまだ粗削りで青いところが残ってるけれど、歌い方が素直だから、イヤミにならない。とても気に入りました。ただあまり他の曲は印象に残る物は正直全部というわけではなかったです(カバー曲も合う合わないの落差が大きくて)。

私自身の話ですが、音楽とはずいぶん距離ができてしまいました。新しいアーティストを知る機会は減少し、CD購入もダウンロードも全然しなくなりました。ましてや心動くことなんてほとんどなくなりました。馴染みのある曲しか聞かなくなってしまっていて、昔はもっともっと貪欲に音楽に触れていたのに。そういうのってオヤジじゃんって若い時は軽蔑の対象だったのに。でも変わったのは自分だけじゃないと思っています。音楽の世界も多分大きく変わってしまっている。自分が若い頃にあったバンドブームは、その終わり方はかなり残酷だったと思っているし、そもそも息長く活動しているアーティスト自体ばかりではない。自分の周囲で音楽で勝負と夢見ていた人間は誰も物にはならなかったし、この人たち凄いかも、と思った人もそうでない人も、自分が好きだったミュージシャンが全然売れなかったということもしばしば。それに自分が好きなタイプの曲が主流にならないことだって多い。ましてや好きだったアーティストが変節してしまうことも多い。誰かの劣化複製、誰かの後追い、ただの商品。音楽にはたくさん人生を豊かにしてもらったけれど、同じように傷つけられた気もしています。だから余計に若いアーティストを応援する気にあまりなれないのかもしれません。

だから。ちょっと言い訳めくのですが、CDの発売前予約とかを今回はしませんでした(今となっては後悔しています(泣))。そこまでの「興味」なのか確信が持てなかったし、旅の思い出のままで、よい気がしたのです。あの日は旅先だったからかもしれません。心が解放されていて、いつもよりも少し敏感に反応できただけ。ルックスもちょっといい感じのストリートライブの女の子をみた、そして気に入った曲が1つ増えた。それでいいやと思ったのです。

 気が変わったのは収録曲のアルバムタイトルナンバー「とゅもろ」を聴いてからでした。
 
 あら? すっごくいいじゃん! YUIの「again」とかを彷彿とさせるところはあるけれど、あそこまで背伸び感はなくて、アレンジもうまくて、一言で言うなら聴いていて心地いいし、口ずさみたくなる。詩もニヤッとさせられたり。
”掬ったものは全部飲み込んだ けれども吸収できるかは別の話だ"
ちょっとオモシロいですよね。東横線で寝ちゃったお隣さんに寄りかかられるのは私も実体験であります(汗)。

 アルバムやっぱり買おう!と思い直して入手しました。とてもいいアルバムでした。オープニングにふさわしい「とゅもろ」、アレンジ違いの「きっと君なら」(やっぱり名曲!)もよかったのですが、個人的に秀逸に感じたのは最後の「おやすみなさい」でした。ここまでわりと伸び伸びさんなボーカルの歌で来たので、この歌い方は不意打ちを食らってやられてしまいました。自己紹介代わりには充分な魅力のあるアルバムです。有希乃さんにとって、今回の「とゅもろ」は大きな挑戦なのでしょう。ツイキャスで「何かアルバム全体でテーマとかはないけれど(中略)作ってからしばらくしての、自分のチェックをクリアした曲」という説明をされていましたが、「きっと君なら」だけでもプロという世界で自分の「歌いたい」と客の「聴きたい」の狭間できっと奮闘されているんだろうなあと思ってしまいました(天文館のアコギバージョンの方が私は好きです(汗))。きっとここの楽曲たちがライブで披露されて、磨かれて、そこからまた新しい楽曲ができて、動画とかのネット配信で、たくさんの人に触れられて。若いアーティストの挑戦っていいですね。「音楽って楽しいんだよ」「私の曲、聴いてくれる?」みたいな初期衝動があって。そういう気持ちで音楽に接することができたのは、久しぶりだった気がしますし、同世代への応援というよりは、後に続く世代を見守りたい応援したいという感覚だと思います。有希乃さんのこれからの挑戦を応援したくなるアルバムでした。

 映画ほど目が肥えているとは言えませんので(そっちも大したことはないですが)、信頼度低めでピント外れじゃないの?と思われるかもしれませんが、ぜひ一聴してみてください。少しでもアンテナに引っかかったら、生歌にふれてみてください。(今月から来月にかけて機会がありそうです)

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2014年5月 3日 (土)

CD「アナと雪の女王 -デラックス・エディション-」O.S.T.

Cdfro  というわけで、わが家も「れりごーれりごー」「ありのーままのー」と娘たちが『アナと雪の女王』のナンバーを歌っている。で、この状況をみてもわかるように、原語版と日本語版と、どっちでも歌いたいらしいし、他のナンバーも気になると言うことで、ようやくリリースされたこの2枚組を購入。まあ、そこまではめでたしめでたしなのだが、聞いてみて唖然。全然音質が違う。日本語版の方の音が悪い。なんかこもった感じ。面白半分に上の娘とブラインドテストしてみたら百発百中で当ててしまい、上の娘が私の耳にびっくり。そしてしばらくして理由を教えてあげたら上の娘も当てられるようになった。ということは素人耳で聞き分けられるほど違いがあるということです。これは録音の問題? マスタリングの問題? それとも盤の質の問題? というか笑ってられない気がするのですが。

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2011年7月16日 (土)

CD「Ultimate Collection (DVD付)」Sade

Sade_2  シャーデーの2枚目のベスト。前回からすでに17年もたっていたことにも驚きだが、その間にオリジナルアルバムが2枚しかリリースされていないことにもびっくり。でもこの人たちはもはやワンアンドオンリーの道に進んでいるわけで、何も言うことはありません。今回のベストは入門者にも敷居は低い上に、初回盤にはビデオクリップのベストDVDまでついているという大サービス盤。あとは来日!

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2011年1月23日 (日)

CD:「レインマン」O.S.T(スコア盤)

Rainmanscore  バリー・レビンソン監督のオスカー受賞作。私がハンス・ジマーという作曲家を覚えた作品でもあります。公式にはコンピレーション盤でスコアが2曲しかなかったが、今回は限定2000枚プレスで、20曲のスコア盤。いやあ、長年待った甲斐がありました!・・・となるところだが、素材があまりよくないせいか、いかにもテープですというワウフラッターの狂いみたいな感じで、音はあまりよくない。まあ出ただけでもよしとするか。

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2010年1月25日 (月)

CD「炎の少女チャーリー」O.S.T.

Cdfires  やっと手に入れました! タンジェリン・ドリームが担当したスコア。映画はへっぽこですが、音楽はシンセサイザーのよさが出ていて、いかにも彼ららしい作品になっています。ちなみに私のタンジェリン・ドリーム担当映画音楽ベスト3は『恐怖の報酬』『卒業白書』『ミラクル・マイル』。

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2009年4月21日 (火)

CD「ジーザス・クライスト・スーパースター」O.S.T.

Ojcs 『スウィーニー・トッド』の反動か、なんか衝動買い。相変わらず権利問題のためか、日本ではDVD化のウワサすらきかないが、ひょっとすると先に米国盤でBDで出ちゃうかも? 全曲通しできくと圧倒的で、ミュージカルはこうでなきゃと、ひとり納得。

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