2010年4月27日 (火)

『THE MENTALIST メンタリストの捜査ファイル』シーズン1 #1&#2

で、肝心なドラマのレビューを書くのを忘れました(笑)。

#1「レッド・ジョンの影」
パイロット版と言うこともあるのでしょう、謎解きとしても楽しめますが、今回はこの物語の主人公パトリック・ジェーンがどういう人物なのかを知ることに主眼がおかれています。最初にキャラ紹介につながるエピソードがありますが、これが強烈。彼のやり方だけでなく、彼自身の陰の部分も如実に伝わってくるエピソードです。

#2"Red Hair and Silver Tape"(邦題未定)
この物語が『刑事コロンボ』と比較されることがよくわかりました。被害者の弟とのやりとりに胸打たれます。こういうところがサイモン・ベイカーのうまいなあと思うところです。

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2008年9月19日 (金)

『バトルスター・ギャクティカ』シーズン2 #14

ついにスタートした!(そういや私のシーズン1へのコメントのエントリが途中で終わっていたのはご愛敬) アダマ艦長がとんでもないことで終わってからやきもきさせられること、はや半年! やっとシーズン2です。

#14『船団崩壊』
いきなりはりつめた雰囲気で物語はスタート。なにしろギャラクティカ、コボル、カプリカなどで同時進行的に物語が進む上に、どこも待ったなしの状況になっている。バトルシーンもいきなり全開。

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2008年6月18日 (水)

ER緊急救命室VII-15「告白」

51zd77s6ak 私は『ER緊急救命室』がずっと好きで今でもCATVでのオンエアを時々みています。私もこのドラマをみるようになってから日本のTVドラマなんてバカらしくてみてられないぐらいと感じるようになった次第。今『ラストフレンズ』がちょっとした話題ですが、あの程度のネタならアメリカのドラマでゴロゴロしてますよね。
 現在スーパードラマTVでは、シーズン7がオンエア中。そう、このシーズンはグリーンが脳腫瘍であることがわかり、カーターが薬物中毒から立ち直るのですが、もうひとつの大きなエピソードとして、コバッチュとジェームズ・クロムウェル演じる司教との話がありました。この回はそのエピソードの最終話でした。私はNHKでのオンエア当時に見逃していたエピソードがあって、この回も後半しかみていませんでした。CATVでみていたら待てなくなってレンタルしちゃいました(汗)。うん、悲しかったです。心にずしんと響く重さです。彼はずっとひきずって生きていくんだろうなと思うと、ますます深い悲しさを感じ、それゆえに司教の言葉がひとつひとつ心にしみました。いよいよあと数話でシーズン8。このシーズンはERファンにはずっと心から離れないエピソードが最後に待っています。
 本国ではいよいよシーズン15が最終になると先日アナウンスされました。はたしてどんなフィナーレを迎えるのか。とりあえず日本では今秋からシーズン13。ああ、まだ2年も先だあ。

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2008年3月25日 (火)

『バトルスター・ギャクティカ』シーズン1 #4~#6

#4『悔恨の祈り』
なんかフツーなエピソード。
#5『帰還不能』
これはつまらなかった。アダマ艦長の行動に納得いかず。
#6『魔女狩り』
これは見応えがあった。こういうのがBSGの魅力なのだと思う。

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2008年3月23日 (日)

『バトルスター・ギャクティカ』シーズン1 #1~#3

 やっとみられるぞ! というわけでたまってたエピソードをまとめて。いわゆる手に汗握るとか血湧き肉躍るではないのだけれど、やはり重厚な作り方がおもしろいです。正直洲仮名エピソードもあるのですが、それでも最後まできっちりみせます。
#1『33分の恐怖』
うーん、重い決断だった。
#2『ウォーター』
これもまた水という要素の使い方が面白い。グレース・パークがキュート。
#3『囚人ザレック』
なんとオリジナル版のアポロことリチャード・ハッチが登場。エピソードも抜群に面白かったです。

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2007年12月 5日 (水)

『ヤング・スーパーマン』にはまる!

Smallville 以前にも地上波はほとんどみないということを書きました。ドラマなんて『ER』もみなくなってみているのは上の娘とのつき合いで『風林火山』ぐらい(汗)。あとは話題に乗り遅れない程度の情報収集のみです。ここ数年を思い起こしても一話も逃さずにしっかりと気合い入れてみたのは『白い巨塔』『墜ちた弁護士ニック・フォーリン』『ボストンパブリック』ぐらいです。
しかし! ここしばらくどっぷりはまったのがAXNで連続放映していた『ヤング・スーパーマン』(原題 "Smallville")。存在は知っていたし評判のよさも耳にしていたのですが、いやこれはおもしろいです。最近はやりのヒーロー誕生前の物語になるのですが、エピソード自体がよく作りこまれており、また役者陣がみな好演していて『スーパーマン』の世界観をきちんとおさえているところに魅力を感じます。12月からはいよいよ第4シーズンがオンエア開始。もう予告みただけでワクワクものです! なおアメリカでは現在も放映中で第6シーズンに入っています。ただアメリカの場合、人気があると延々続くので物語がマンネリ化し、それを打破するためにとんでもない展開になることも多く、そこで壊滅的な状況に陥った作品も少なくありません。コアなファンの話によると第6シーズンはとんでもない展開になっているとか。うーん。なおAXN以外ではBSフジでも第3シーズンがオンエアされています。
 ところでAXNの海外ドラマはかなりいいです。FOX、スーパードラマTVとうろうろしていますが、今はAXNがラインアップ的に秀作が揃っていると感じます。

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2007年11月16日 (金)

マスターズ・オブ・ホラー シーズン2 その2

『グッバイベイビー』
監督:ジョン・カーペンター
前回が大当たりだったので期待していたのですが、これはちょっとな感じ。やはり想像上の生き物を視覚化することはきわめて難しいということです。

『言葉なき隣人』
監督:ジョン・ランディス
これが意外な拾い物でした。ランディスらしいとぼけたブラックユーモアが炸裂し、最後にオチもきれいにきまりました。キャスティングが抜群で、『ガン・ホー』やマイケル・ジャクソンのPV "Black or White" (これも演出はランディス監督)のマコーレー・カルキンのオヤジ役でおなじみのジョージ・ウェントが好演。

『ワシントン・コード』
監督:ピーター・メダック
これまた予想以上におもしろかった作品。ワシントニアンに関する設定が絶妙で、いわゆるテレフィーチャーの短編のツボをうまくついたB級作品でした。このシリーズのコンセプトに合っているかどうかは別ですが。

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2007年11月15日 (木)

マスターズ・オブ・ホラー シーズン2 その1

ああ、まだシーズン1を全部みてないっつうのに・・・。でもシーズン2、おもしろそうなんですもん。

『ドリーム・クルーズ』
監督:鶴田法男
日本では劇場公開された作品ですが、なんだか今のジャパニーズホラーの限界を露呈した作品。だから情を描くなら業までいくべきだと。

『ノイズ』
監督:ブラッド・アンダーソン
いかにも『マシニスト』の監督らしいパラノイアスリラー。なんですがちょっとこれはいかにもな感じで凡作。結局聴覚の増感では矛盾が起きまくる上、物語にも説得力がないので、おもしろくありませんでした。

『愛と欲望の毛皮』
監督:ダリオ・アルジェント
さすが! これはいいです。もうアルジェントの達観がうかがい知れます。ゴアシーンも見せ場がわかってますし、ほーらほーらこーなると大変でしょ!みたいなストーリーの流れも堪能できます。ギミックに走ってしまう昨今、ホラームービーに大事なのはまがまがしさであって、そういう空気感みたいなものが出せる人が少なくなってきたのでしょうね。

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2007年10月25日 (木)

マスターズ・オブ・ホラー その2

『ディア・ウーマン』
ジョン・ランディスのバカ話。だってシカ女ですよ。半分女で半分鹿(笑)。ランディスなら逆(つまり上半身鹿で下半身女)でも充分面白かったのではと言うぐらいのオーソドックスなつくり。『狼男アメリカン』というわけにはもういきませんかねぇ。

『愛しのジェニファー』
これはおもしろかったです。とにかくジェニファーの造型がすさまじく、それでいて性を感じさせる展開がうまい。ダリオ・アルジェント快心の出来映えでしょう。ゴアシーンも強烈でした。

『世界の終り』
昨年DVDでリリースされた時に一番最初にみたのがこれ。もう格が違う出来映えで、ジョン・カーペンター近年の作品では文句なしの面白さでした。再見しましたが長編だったらベストテン級です。禁断の映画という設定が映画ファンにとってもアダムのリンゴなわけで、『マウス・オブ・マッドネス』とかが好きな人は絶対にオススメです。ウド・キアーにくらくら。

『インプリント』はレビュー済み。残りはまだみる気が起きません。うーん、そのうちシーズン2の方を先にみちゃうかも。

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2007年10月24日 (水)

マスターズ・オブ・ホラー その1

DVDで一部鑑賞済みだったこのシリーズ。WOWOWが第2シーズンを来月からオンエアということで、第1シーズンも一挙放映。ちまちまとみております。というわけで3話ずつぐらい感想をば。

『ゾンビの帰郷』
選挙権を求めるゾンビという設定もいかしていますが、それにまつわる小さなディテールにジョー・ダンテらしい皮肉の効いた小編。わりと楽しめました。

『ハンティング』
『フォーン・ブース』など企画脚本では満点、『ザ・スタッフ』『空の大怪獣Q』など監督作は赤点なラリー・コーエン作品。個性の違うシリアル・キラーが1人の女性をめぐって丁々発止を繰り広げる様はブラックな笑いを誘います。コーエン作品の常連、マイケル・モリアーティににやり。でも女性が『オズ』のファルーザ・バークだったことにもびっくり。『アメリカン・ヒストリーX』といいすっかりビッチ系でしょうか。

『チョコレート』
このシリーズ全体のクリエイター、ミック・ギャリスの作品。ヘンリー・トーマス以外にみるところなし。

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