2019年3月28日 (木)

BD『ディア・ハンター 4Kデジタル修復版 スペシャル・エディション』

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 このブログで書くのは何と5回目(仏盤BD 仏盤BDの謎 国内盤BD 米国盤BD)という、ここまでさんざん振り回されてきた本作のパッケージ化で最後の最後にようやく出た決定版。2018年12月にリバイバル公開(劇場鑑賞は初だった。圧倒された!)されたものが素材となっており、過去リリースされたものとは色表現の豊かさが全然違っている。音域はかなりナロウな印象だが、公開年代を考えると致し方がなく、映像も音も現状で考えられる最良のものとなっていると言える。特典映像は過去の国内盤のものに加えて新規の物があるが、米国盤収録の物はなし。また残念ながら英語字幕の収録はなかったし、UHDも出せよーというのは贅沢な注文かも。しかしながら、いわゆるPALマスター問題も解消、日本語字幕も新規製作されて問題も解消。新規購入の方はもちろん、過去のリリース盤を持っている方も充分に買い換えの価値はある。

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2016年6月19日 (日)

BD『スター・ウォーズ フォースの覚醒』

Bdswep7  リリースからかなり経ってしまっているがとりあえず書いておこう。そういえば作品のレビューすら書いてなかったなあ。ミレニアム・ファルコンの登場とかでは「!」ってなったし、エピ2ほど作品的にはキライではないのだが、そもそもまた惑星級の兵器を作っていることとか、今度の敵は何なんだよとか妙に醒めている自分がいて。とりあえず映像革新がないSWはただのコンテンツでしかない。結局あのワクワクはリアルタイムだからだったんだなあという当たり前の結論に納得してしまった。決定的だったのはディズニーが絡んできたことで、その時点で完全にテンションが下がってしまい、商売っ気丸出しな宣伝展開は今までで一番最悪だと感じた。個人的には海老名のTHXに再び感激できたことの方が出来事としては大きかった。そのあとアトモス、IMAX、日本語吹替とみるたびに退屈していった。まだエピ1でシネコン巡りをしていた時の方が楽だったかも。画質音質はさすがのクオリティ。だがTHX認証はないんだということと、アトモス収録でないことには異論がある方も多かろう。

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2015年7月 1日 (水)

BD『ジーザス・クライスト・スーパースター』

Bdjcss  A・L・ウェバーの舞台を映画化したN・ジュイソン監督作。ずーっと国内ではソフト化されず気をもんでいたが、ようやく国内盤がリリースされた(いつの間にか去年出ていた)。裏の解説に幻のバージョンと記しているが、幻にしたのは誰だよと突っ込みたくなる。ステージの映画化としてはかなりよくできている部類で、何度みてもおもしろい。

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2015年4月30日 (木)

BD『薔薇の名前』

Bdnameof  ジャン・ジャック・アノーのミステリ。以前こんなことを書いたのだが、結論から言うとやっぱりなかった。やはり考えられるのがアメリカ公開版にはそもそもこのテロップがなくて、それをマスターにして作ったというパターン。些細な変化とはいえ、劇場公開版を知っている身としては残念な変更。

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2015年4月29日 (水)

BD『LEGO ムービー』

Bdlego  去年最高のアニメはコレですよ! でも実写場面が多くてノミネーション対象からはずれたらしい(本当かい、そのルール!)。で、特典がみたくて購入。ただいつもと違い、これはずっと気になってた書店流通の商品。というのもWHVは、作品販売をする時にBD+DVDという組み合わせが多いのだが、それをBDのみにして廉価版書店流通商品に以前からしていた。仕様は基本的に同じなので、時にはこういうケースもありがたい。

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2014年12月 9日 (火)

BD『夕陽コレクターズブルーレイBOX』

Bdsleo  あの『夕陽のギャングたち』のBD化にあわせて、『夕陽のガンマン』『続・夕陽のガンマン』と一緒にボックス化。正直この3作につながりはまったくないし、『夕陽のギャングたち』はHDオンエア版と大きな差違は感じず、またスティングレイのDVD盤ほどの熱意も感じず、その点は微妙。しかし商品としてはもう至れり尽くせりなところまで来ている感があり、そういう意味では単品で購入されている方には本当に申し訳ないのだが、こういう抱き合わせは大歓迎だし、ここで買わずしてどうするというところ。これは買わなきゃ仕方がない!

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2014年12月 8日 (月)

BD『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ<エクステンデッド版>』

Bdouta2_2  今月は買っちゃったなあ。でもしょうがない。たまたま重なっちゃったんだから(と自分に言い訳)。で、レオーネの遺作にして、私のオールタイムベストに入る名作。
 すでにこちらもBDは既発だが、目玉は22分の未公開映像が入ったエクステンデッド版。スコセッシが創設者になり、グッチがスポンサーに名を連ねているフィルムファンデーションが復元したのだが、他の映像が綺麗なだけに、復活したシーンの画質の悪さはやはりどうしても気になってしまう。それにシーン的には蛇足だと感じるところが多い。2枚組にしていてオリジナル版もみられるが、そちらは既発BDと同仕様。ブックレットにはにんまり。スチールブック仕様も同時発売(しかもデザインはそちらの方がよい)だが、それで値段が定価で1000円違うのはどうか。この映画が好きな人は絶対に買い。

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2014年12月 7日 (日)

BD『レインマン MGM90周年記念ニュー・デジタル・リマスター版』

Bdrain2  バリー・レビンソンのオスカー受賞作。これは本当に名作です。にもかかわらず日本で既発だったBDは映像特典に日本語字幕がないというオーサリングの出来損ないのような仕上がりだったが、こちらは無事全ての特典に字幕がついた。DVDのアルティメットエディションと比較するとメイキングが1つ減、既発BDからだとオーディオコメンタリーが2つ減ったが、みている側とすれば正直どちらも大きな変更ではない。リマスターされた画質に関しては、ちょっとよくなったかな?ぐらいの変化。

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2014年12月 6日 (土)

BD『かぐや姫の物語』

Bdkaguya  高畑勲、渾身の一作。個人的には邦画洋画問わず昨年のベストワン。さて映画館でもその映像の美しさに恍惚となったが、このBDも素晴らしいクオリティ。デジタルパッケージで製作からホームシアターまでゴールできる流れができあがった昨今とは言え、このソフトのレベルは尋常ではない。こだわりが表現の質を変えるのだと再認識できる。

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2014年8月 7日 (木)

BD『アナと雪の女王』

Bdfrozen  というわけでわが家にも登場。ものすごく売れてますねぇ。さてamazonでも非難の嵐となっていたウォルトディズニー作品で採用されているMovieNEXを初めて購入したが、とりあえず私のようにコンテンツはディスクでという人にはあまり影響はないようだ。画質音質はまあこんなものかという感じなのだが、どこか音域をナロウに感じたのは私だけ? 少なくともきめ細かなサウンドデザインとは思えなかった。

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