『フライトナイト 恐怖の夜』
☆1/2 オリジナルの良さが全く残っていない。
オリジナルはもはやクラシックの仲間入りをしてもよいヴァンパイアムービーの名作。私も大好きな作品です。それをリメイク? まあいつものようにダメだろうだけどね・・・と全く期待していなかったのですが、その予想をまったく裏切らない凡作です。唯一の期待は『ラーストその彼女』の監督の新作だということだけでしたがダメでした。
前作の魅力は小道具の使い方がうまかった。視覚効果がさすがのリチャード/エドランドだった。何よりそのユーモアすら漂うその余裕。クリス・サランドンは走りません。がっつきません。それが吸血鬼だからです。つまり吸血鬼物の定石をうまくおさえながら、巧みに現代風にアップデートしていたということです。それが本作にはかけらもありません。これだったらリメイクではなく、オリジナルで勝負した方がよほど勝算があったように思います。(WOWOW)
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☆☆☆ ひとつひとつの描写がじわりと響く秀作。
相変わらず紀伊國屋書店が絡むと値段が高いし、廉価版にならない。なので時々行われる紀伊國屋のセールを逃す手はない。というわけでやっと購入して、それからさらに間が空いてやっと視聴。やはりバレエ映画の最高峰はこれではないか。なのだが、こっちの期待が大きかったせいかレストアについては正直やや不満も。いや、実際かなりよくなったとは思うのだが、何しろ再見するのは久しぶりで勝手に映像が美化されていたのもあるだろう。でも内容は相変わらず素晴らしい。
☆☆1/2 記号化された世界観は胸に迫る物なし。
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