『奴らに深き眠りを』
☆☆ ドラマの重ね方がつまらない
『コマンドー』『プレデター』などに出演している俳優でもあるビル・デューク。名前をしらなくても顔をみるとわかるという人も多いかも知れません。実は監督もしていて私は彼の『ディープ・カバー』をみていますが、なかなかおもしろかった作品でした。その彼の今のところ、最後の監督作。再びローレンス・フィッシュバーンとタッグを組み(しかしこの頃のフィッシュバーンはかっこいい!)ダッチ・シュルツやラッキー・ルチアーノなど有名なギャングと同時代にハーレムで起きた抗争を描いています。キャストも豪華なのですが、どうも画面に重厚さが欠けている上に、ドラマの重ね方もつまらないというか、ギャングムービーの傑作群と比較してしまうと食い足りない部分が多すぎです。劇場未公開になったのもちょっと納得してしまったレベルの作品です。
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