第24回鈴本夏まつり さん喬・権太楼特撰集
今年は夏にあまり落語が聞けそうになかったのですが、これだけはと思い、昨年に続き鈴本演芸場恒例のさん喬権太楼両師匠の2人会。この日を狙って出かけました。しかし毎回この興行の顔付けは素晴らしい! 印象に残った方だけ
柳亭左龍「初天神」
なんか師匠に語り口がどんどん似てきました。
春風亭一朝「目黒の秋刀魚」
地噺もさすがの切れ味
桃月庵白酒「壺算」
お稽古をつけていただいたような錯覚を(個人的事情なので書けません(笑))
柳家喬太郎「仏馬」
このネタをやれるのは喬太郎師匠ならでは。確実にこのネタをおもしろくきかせるようになってきているのがすごいです。
入船亭扇辰「悋気の独楽」
どうも私はこの人と合いません。
露の新治「源平盛衰記」
初めて高座をみました。上方らしい語り口でありながら、おしつけがましさがないのがいいです。
柳家さん喬「火事息子」
さすがの安定感。人情噺の名手の面目躍如です。ただいつもながらの安定感ゆえ、それを上回ってほしいという期待感も私たちは持っているのが厄介なところではあるのです。
柳家権太楼「青菜」
夏は「青菜」、しかもこのネタは権太楼師匠に限ります。何遍聞いてもおもしろい。何遍聞いても大笑い。名人芸です。
それからこの日の色物さんはみんなよかった!。三増紋之助、江戸家子猫、林家二楽、仙三郎社中。パチパチパチ!
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント