『バトルシップ』
☆1/2 あはは、バカシネマだ。
だって大元はあのゲームですよ。これを映画にしようという発想がすごい。その上、最近出演作にまったく節操がないリーアム・ニーソンが出てます。もうこれでどんな映画かわかるでしょう。こうして期待値最低ラインで鑑賞スタートですから、期待を裏切られるわけがありません。視覚効果はあのトランスフォーマーっぽく、何か凄いけど細かすぎてよくわからん展開。あのブイをセンサーにして相手を攻撃するくだりではそう来たかとと変な意味で感心。そしてAC/DCが流れはじめて大爆笑。もう何も言いますまい。ばからしいお話を思いっきり大予算で大画面にドーン。これと『ジョン・カーター』である意味映画史に名前を残してしまったテイラー・キッチュは可哀想ですが、われらが浅野忠信が想像以上の大活躍です。
こういうバカシネマ年に何本かはあっていいでしょう。ただし映画にバカシネマな香りがぷんぷんしていること、そしてみる側もそれを楽しむゆとりがないといけませんが。一応再確認ですが、この文章を読んでる人にはもちろん、「ちょっと面白そうかなあ」とふらっと来た人にはおすすめしません。撃沈されてもいいや、あははという人だけに「どうしても」というのであれば渋々…そんなところです。
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