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2013年7月31日 (水)

『バトルシップ』

Battleship ☆1/2 あはは、バカシネマだ。
 だって大元はあのゲームですよ。これを映画にしようという発想がすごい。その上、最近出演作にまったく節操がないリーアム・ニーソンが出てます。もうこれでどんな映画かわかるでしょう。こうして期待値最低ラインで鑑賞スタートですから、期待を裏切られるわけがありません。視覚効果はあのトランスフォーマーっぽく、何か凄いけど細かすぎてよくわからん展開。あのブイをセンサーにして相手を攻撃するくだりではそう来たかとと変な意味で感心。そしてAC/DCが流れはじめて大爆笑。もう何も言いますまい。ばからしいお話を思いっきり大予算で大画面にドーン。これと『ジョン・カーター』である意味映画史に名前を残してしまったテイラー・キッチュは可哀想ですが、われらが浅野忠信が想像以上の大活躍です。
 こういうバカシネマ年に何本かはあっていいでしょう。ただし映画にバカシネマな香りがぷんぷんしていること、そしてみる側もそれを楽しむゆとりがないといけませんが。一応再確認ですが、この文章を読んでる人にはもちろん、「ちょっと面白そうかなあ」とふらっと来た人にはおすすめしません。撃沈されてもいいや、あははという人だけに「どうしても」というのであれば渋々…そんなところです。

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2013年7月30日 (火)

『ウェス・クレイヴンズ ザ・リッパー』

Soultot ☆1/2 あまりのユルサに失笑必死。
 つまらなかった! ウェス・クレイブンの演出でかろうじてハラハラはさせるものの、よくこのプロットで製作ゴーサインが出たなあという感じです。いちおうスクリーム&ベンタグラム(ルー・ダイヤモンド・フィリップス!)というあらすじで、そこに立たないキャラが絡みまくり、あまりのユルサに失笑必死の展開。もう、このコメントで勘弁してくださいな。ちなみに本国では3Dだったって本当?!

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2013年7月29日 (月)

『トライアングル』

Trian ☆☆☆ よく頑張っているとは思う。
 最初は『0:34 レイジ34フン』のクリストファー・スミス監督作品ということで全然期待はせず。よくありがちなスラッシャーを想像していたのですが、フタをあけてみるとかなりヒネリのあるスリラー。思わぬ拾いものでした。
<以下ネタバレ(ドラッグ&反転でお読みください)>何度も何度も繰り返しの時間の中でというプロット自体はよくあるのですが、この映画の場合、どこからが繰り返しなのかがよくわからないというのがうまいポイントです。途中で何場面か、かなりの回数のループを繰り返していることを示唆する場面があるのですが、それが後になってから効いてきます。そしてそこに母子の情をにじませてくるのも効果的です。ただそれが作品の魅力にまでは消化しきれていない。撮影にせよ美術にせよ音楽にせよ、意欲作ではあるけれども、まだどこか不格好なところが残っており、その点は評価がわかれるところかもしれません。よく頑張っているとは思うのですが。
 少なくとも次回作は気になる出来映え。何かの機会にはぜひ。

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2013年7月28日 (日)

BD『テッド』

Bdted  セス・マクファーレンに大ヒットコメディ(そういや、これ、レビュー書いてなかった)。本国で大ヒットしていた時からものすごく楽しみだった1本で、実際面白かったのだけれど、どこか物足りなさが残ったのも事実で、どこかしらテレビっぽい演出が気になったからかも知れない。そういう意味でもアンレイテッド版を楽しみにしていたのに・・・日本版未収録。しかも劇場でわざわざ特別公開してあるにもかかわらず未収録。ユニバーサルが権利を持っているのは昔から本当にこういうのが多い。

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2013年7月27日 (土)

BD『レ・ミゼラブル』

Bdlesmi_2  トム・フーパー監督による大ヒットミュージカルの映画化。昨日の『テッド』同様、念願の当たりくじ!といった感じで東宝東和も一息といったところ。私もこの2本がここまで日本でも当たるとは思わなかった。日米同時公開について考察できる格好のケースだろう。画質音質ともに素晴らしく、これはもともとの素材が非常に優秀なのだろうということが推測される出来映え。とりわけ音に関してはわが家のシステムでも、その息づかいまでが伝わってくるような生々しさがある。
 さていろんなバージョンが出ているが、このバージョン違いはそれほど親切だとは思えないラインナップで頭を悩まされている人も多いだろう。私はとりあえずブックレット付きバージョン。これにはDVDがついているので、知り合いにせがまれていたこともありこっち。

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