『ザ・ウォード 監禁病棟』
☆1/2 カーペンターも老いたか。
ジョン・カーペンター、十年ぶりの監督作は、正直目新しさも彼らしさにも欠けた魅力に乏しい出来映えでした。これも何を書いてもネタバレしそうになるなあ。<以下ネタバレ(ドラッグ&反転でお読みください)>映画としては『17歳のカルテ』プラス『アイデンティティー』。だから既視感がたっぷりですし、カーペンターらしさもない。あのマスターズ・オブ・ホラー『世界の終り』でみせた冴えからカーペンター健在だと思っていたのですが、そもそもホラーやスリラーは年配の監督では難しい部分がありますので、そういう意味で年月は残酷かもしれません。はたして次の作品はあるでしょうか・・・。
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