じんけし、落語に挑戦する その5
いやあ、これでもう終わり・・・と思っていたら、もう一件、それもまったく別の地域イベントの方から話が来てしまいました。しかもそっちは仕事も絡んだ上で私がイベントのメイン。そんなバカなと思って、もう電光石火の即答で断りました。が、時期的に本番も近くて、向こうもきっと引き受けてくれるだろうと思い込んでいたフシがあり、まさかの返答で相当慌てたようです。結局私の上司まで抱き込み、引き受けざるをえない状況にされてしまって渋々受諾。でもまあ、やる以上はちゃんとやらないといけません。その上、難題も山積なのです。
最大の難問は持ち時間から考えると2席必要だったこと。一日で二席やること自体が初めてな上に、何をかけるかも困りました。なぜなら一般的な落語会を考えると両方前座噺レベルで終わらせるのは余りにも失礼であるからです。そうすると一席は長講を用意せざるをえない。しかし私の持ちネタに長講がない! その上、客層が読めない! 仕方が無いので三席分話せるようにしておき、一席目は客席の様子で考え、二席目は前座噺の範疇に入ってもおかしくないレベルだけど、長めにかけられるネタを新しく覚えるしかありませんでした。というわけで2012年2月の高座は「お菊の皿」と「転失気」。(この項、まだまだ続きます!)
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