五代目小さん芸語録
柳家小里ん師匠が落語会「柳噺研究会」のプログラムで連載していたものをまとめた本。先代小さん師匠がその噺を演じるにあたって気をつけていたこととか、弟子に話していたことが述べられているが、その細やかな技術とトコトンまでやる「了見」の追求には感激。ほとんどの噺は音源があるので(うしろにリストまで掲載されている)小さん師匠のガイドとしても楽しい。ただし噺を知っている前提で書かれているので、ある程度知識のない人でないと楽しめないかも。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント