『イレイザー』
☆☆ シュワ!だから、シュワ!並でしかない。
なんだかみちゃったという感じでして、それ以上のものはありません。すでに映画界での存在感はあるのかなあというアーノルド・シュワルツェネッガーの後期作品とでもいえばよいのでしょうか。この映画に芸術的なものを求める人はいないでしょうが、ただシュワを出しゃ満足だろ!という時期は過ぎていた頃というのが微妙な所。監督は『ブロブ』や『スコーピオン・キング』のチャールズ・ラッセルで、とにかく大味なアクションがひたすら続きます。ジェームズ・カーンとリチャード・コバーン、そしてバネッサ・ウィリアムズを並べ、スタッフも名の通った人ばかり。プログラムピクチャーとしてはありだと思うのですが、「おもしろかった!」とは言えない出来です。ぼんやりとみてしまった後で、「ああ、最後までみてしまったあ!」という少しだけの後悔があったという感想でよいでしょうか(汗)。
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