BD『地獄の黙示録 3discコレクターズ・エディション』
フランシス・コッポラ監督のカンヌ国際映画祭グランプリ作品。今回収録されてい
るのは劇場公開版と特別完全版、そして『ハート・オブ・ダークネス』。しかし、まあいろいろとややこしいことになっているので整理。
で、その本編だがDVDは撮影監督のビットリオ・ストラーロの意向がはたらき、画角がUNIVISIUM(アスペクト比2:1、3パーフォレーション)収録だった。しかし今回はスコープサイズ収録。わかりやすところでいくと有名なヘリコプターによる空襲シーン。海面スレスレのところでのヘリコプターの数が今回は多いのだ。劇場では当然こちらだったのでこれはありがたい。色調についてはやや今回の方が彩度が高いかなという程度で大きな変化はない。ただ問題はラストの処理。収録時間が短かったので、またやったかスタジオカナルと思っていたのだが、事情は違った。なんとエンドクレジットがなかったのだ。一応整理しておくとプレミアなどで上映されたバージョンは70ミリ版と呼ばれるものでラストにエンドクレジットがなかった。しかしそれじゃいくら何でもと一般公開時の35ミリ版ではカーツの王国が燃え上がるのを背景にエンドクレジットをくっつけた。これが153min.で特別公開版は202min.になるのだが、今回はコッポラ監督の意向で70ミリ版と同じ終わり方にした。なのでそれぞれ収録時間が6分ずつ短くなっているのだ。まあ、どっちでもいいけど、言いたいことがある!
ああああ、またDVDが捨てられない・・・。
あとブルーレイの静止画キャプチャに難儀しております。どうすりゃいいんだ??
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