『ミラーズ』
☆1/2 物語が語れませんね。
これはよくなかった。素材がよいだけにもったいなく感じました。古今東西、ホラー映画やファンタジー映画に鏡という素材はよく使われます。アレクサンドル・アジャは、スラッシャー系の演出が得意でも、ストーリーテラーとしての資質には疑問符がつきます。この映画も興味深い場面やドキッとする場面がちらちら出てきて、途中まではものすごくおもしろかったのですが、ハイテンション』と同様、謎解きがはじまると途端にトーンダウン。頼みの綱でもあるキーファ・サザーランドはもはやジャック・バウアーにしか見えず、もう後半はへろへろでした。
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