『ツリー・オブ・ライフ』(2度目)
2度目の『ツリー・オブ・ライフ』。横浜ブルクを選んだのはここがデジタル上映だったからです。正直ユナイテッドシネマでのフィルム上映が納得いかなかったので、あえてデジタルにしてみた次第。まずこの点に関してはデジタル上映の方が印象が良かったです。彩度を少し落とした映像設計にしてもデジタルの表現力がいい具合に出ていたと思います。ただテレンス・マリックがフィルム撮影で手を抜くとは到底思えず、プリントの質なのか、それともユナイテッドシネマ豊洲の問題なのかは何とも言えません。
さて作品の印象はやはり素晴らしい。眠気を誘う所がないとはいいませんが、それでももう、弟の死が母に伝えられるシーンからは私もみていてスイッチが入ってしまいます。今回確かめたかった事として、ダグラス・トランブルがスタッフとして関わっているという点。ありましたありました。ぬわんと特殊撮影効果監修という肩書き。『2001年宇宙の旅』といい、『ブレードランナー』といい、やっぱりすごい人は関わる仕事もすごいんだなあと思ってしまいます。
もう1回、どこかでみたいと思いますが、どこにしましょうかねぇ。
(横浜ブルク13 シアター12にて)
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