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2011年5月14日 (土)

BD: BLOW OUT

Bdblow 邦題『ミッドナイトクロス』
 個人的にはブライアン・デパルマの中で一番好きな作品。プロットのあら? ぜーんぜん気になりません!トラボルタの演技もこの作品ではすごくよかったし、そのめくるめくカメラワーク(ビルモス・シグモンド!)、哀切さ大爆発なピノ・ドナジオの旋律、ポール・ハーシュの編集が渾然一体となった傑作でしょう、これは。で、天下のクライテリオンからまさかのリリースとなったのですが、これがまた「?」な品質。まず画質自体はよいのだが、ところどころポジのような画をみせられる。たとえばクライマックス。見事な画が続く中であの花火をバックにしたぐるぐるまわりますのところだけ暗部がつぶれた感じ。さらにエンドクレジットの白にじみには唖然。まるでVHSのような画レベル。これって素材の問題でしょうか。というか最近のクライテリオンの商品、時々クビを傾げたくなるレベルの画質のものがありませんか? 『戦場のメリークリスマス』とか、『突撃』とか、『モダンタイムス』とか。私だけですかこういう印象を持っているのは。

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