『ウィッチマウンテン』
☆1/2 中途半端な寄せ集め。
ディズニーの『星の国から来た仲間』のリメイクだそうですが、オリジナルは未見です。で、ドウェイン・ジョンソン主演と言うことで何となくみてしまいましたが、内容もまあその程度の作品です。
同じような再映画化(あれは続編か?)で『ブラボー火星人2000』がありますが、これは楽しめました。やるならとことんやってしまえ!みたいな振り切れ方が子ども向け作品には必要だという好例でしょう。こちらにはそういうユーモアのセンスが足りず、『E.T.』と『未知との遭遇』のいいところを集めて子ども向けにした感じ。子どもがみるには派手さに欠け、大人がみるにはその設定の甘さに辟易してしまうのではないでしょうか。SFコンベンションの小ネタはわりとクスクスできますし、アクションシークエンスや視覚効果などを真面目に作っているのは好感が持てますがそこまで。ドウェイン・ジョンソンはいつものドウェイン。前ならばシュワちゃんが演じる系といえばわかるでしょうか。でもこの作品に関してはミスキャストかなあ。だって前科者の心優しい力持ちのタクシードライバー(もうこの設定に全然説得力がない)だとしても、ジョンソンはジョンソン。もっと役を彼に引っ張ってあげる必要があるでしょう。カーラ・グギーノとキアラン・ハインズはいつもながら。アンナソフィア・ロブはこういう映画専門になるのでしょうか(笑)。
オリジナルは監督がジョン・ハフだとか、うーん。
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