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2011年2月 4日 (金)

『ワイルド・シングス』

Wildthings ☆1/2 ミスリードを反則として使っている。
 才人ジョン・マクノートンのフィルモグラフィの中では一番有名かもしれないこの作品。でもミステリーとしてはかなりダメな作品だと思うのです。まあアメリカ人はこの手の話が好きなんですよね。財産、愛欲、殺人、女子高生、水着・・・だってパート4まであるんです(汗)
 何を書いてもネタバレになりそうですが、これ絶対に途中からシナリオライター変えたでしょ?と思うぐらい、物語に首尾一貫した物がない。最初のあの状況では絶対そうは思えないし、途中の状況にもまったく伏線がない。ただ謎が解決すると何か話が転がる感じなのです。マット・ディロンもケビン・ベーコンも有効活用されず、ネーブ・キャンベルはその才能のなさを露呈。デニース・リチャーズはただのオッパイ要員ですか?
 というわけでデニース・リチャーズで目の保養をしたい人にだけお勧めです。

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