『マーゴット・ウェディング』
☆1/2 嫌味なだけだ。
『イカとクジラ』のノア・バームバック監督の新作、ジェニファー・ジェイソン・リー出演ということでかなり期待していたのですが、期待はずれでした。劇場未公開というのもこの出来では仕方ないでしょう。家族の絆崩壊というテーマも、ダメ人間のダメ生活という描写も、すでに手垢がついた材料ゆえに何も目新しさがなく、しかもそこに何の救いもアイロニーも、ましてやユーモアのセンスすらないので、見終わっても脱力感しかありませんでした。ニコール・キッドマンの顔面に衝撃。そしてジェニファーらしさが全くない役柄にがっかり。前作で才能の片鱗をみせているだけに次にまた期待します。
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