『ピアノチューナー・オブ・アースクエイク』
☆☆1/2 なんかすごいものをみてしまった気はする。
早朝仕事をしていた時につけていたらやっていて、なんか引き込まれて後半30分ほどみてしまいました・・・といういつもの私のパターン。調べてみたらなんとクエイ兄弟の実写長編2作目。『ペンヤメンタ学院』は未見ですが、その前の一連の短編作品はスゴイものがあり、俄然興味がわいてきて鑑賞しましたが、良くも悪くも「なんだこれは」というのが正直な感想です。
相変わらずその造形美にはおもしろいものがあるのですが、デビッド・リンチのように観客の想像力を刺激することはない。筋がわからない上に、イメージにもまとまりがない。それでもどこか惹きつけるものがあり、なんか最後までみさせてしまう力があるのです。2度目3度目の方が楽しめる作品なのかもしれませんが、でもそういう気持ちは簡単にもてるだけのものはないように思います。とにかく言葉でのコメントがしづらい作品。アート気分に浸りたい方に薦めます。
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