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2010年8月11日 (水)

『イーグル・アイ』

Eaglee ☆☆1/2 勢いでここまでくれば及第点。
 予告編がものすごくおもしろそうだったので、ずっと気になっていた作品でした。<以下ネタバレ(ドラッグ&反転でお読みください)>確かにここでの黒幕となる人工知能の存在に対しては、いくら何でもそこまではないだろうというところがあり説得力があるとは言い難い部分があります。中でも人を脅迫してしまうというところは「んなあほな」と突っ込みを入れたくなります。それでも勢いでもここまでくれば十分及第点はあげられるのではないでしょうか。私の周囲では穴だらけのプロットに対して否定的な見解が多かったのですが、中盤の大カーチェイスや防犯カメラによる追跡劇は悪くないですし、ヒッチコックの『知りすぎていた男』クライマックスを彷彿とさせる後半部は、そんな穴を一瞬忘れさせる職人的な演出を感じます。まあ鑑賞後に「待てよ」と振り返りたくなるのも事実で、その何となく丸め込まれたというのが癪にさわるところでもありますが、それでもポップコーンムービーとしては悪くない出来です。

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2010年8月10日 (火)

『ゲーム・プラン』

Gamepl ☆☆1/2 ドウェイン・ジョンソンの魅力でもたせた。
 たまたまやっていたのをみてしまいました。ずっと離れて暮らしていた子どもと母性本能に目覚めるダメな親との心の交流というのは、変形ものも含めると山のように作品があるわけですが、そんな使い古されたプロットでも最後までもたせたのはザ・ロックことドゥエイン・ジョンソンの魅力につきるでしょう。何よりそのユーモアのセンスは得難いもので、この作品の微笑ましさは彼によってもたらされたといえます。ただそれだけの作品でもあり、過大な期待をするとがっかりするでしょう。

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2010年8月 9日 (月)

激変!PCまわり その3

(さらに続く!)
 さ、そうするとノートPCも新しくしたくなるのが人情というもの(笑) 現在利用しているLet's Noteはすでに5年近く利用していて、新しいのがほしいなあと思っているものの、なかなかLet's Noteシリーズはなかなか安くならない・・・ハズだったのに。そんな私が行っちゃいましたよ、ヨドバシカメラに。「飛んで火に入る夏の虫」となる私(なんか前にもこんな感じの話があったぞ)、こういう時にかぎってなんですねえ、行ったらびっくり。ほしかったドライブレスのものも17万はするなあと眺めていると、とあるモデルだけ約18万でポイント20%還元。えっ、15万円切ってるじゃん! 店員さんに聞いてみると「他店対抗でこのモデルだけ安くなってる。なので通常の価格にいつもどるかは何ともいえない」とのこと。「ポイントでオフィスが買えちゃうので、プリインストール版よりお得ですもん。わかる人にはわかる安さですよねぇ。」と営業トークでとどめをさされ、

はい、CF-S9KYFEDRをお買い上げぇ!

いやあ、いいわあ、レッツノート。

<よいところ>
・基本的な性能は抜群。キー入力もしやすい。
・電源管理プランがきめ細かく設定できるのでバッテリーのもちはすばらしい。丸一日電源いらずが十分可能。
・液晶パネルがすごくみやすい。
<あららなところ>
・分厚い。重さは仕方ないとしてももう一声何とかならんかと思う。

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2010年8月 8日 (日)

激変!PCまわり その2

(前日より続く)で、故障2発目はNASでした。我が家で稼働しているNASは2台あって1台はバックアップ用でしたが、もう1台のメイン用のがアウトとなった次第。NASを置いている場所が暑すぎて、ときどきダウンすることはあったのですが、それが積み重なった結果か、やはり基盤系がダウン。さて問題はその中のデータ。NASなので当然重要なもの(特に家族のビデオや写真)が山ほど入っていたのですが、ちゃんとバックアップ用のNASがあるにもかかわらず、しばらくバックアップしていなかったのでサルベージしなくてはいけない。しかし利用しているバッファローのNASはLinuxベースで動いているので、中のHDDを何らかの方法でそのままWinマシンに接続してもデータを救うことはできません。かといってLinuxは正直よくわからないし、我が家にはLinuxマシンはないしと途方に暮れていたのですが、このページで助かりました。というわけで無事サルベージをして新しいNASに移動。めでたしめでたしです。

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2010年8月 7日 (土)

激変!PCまわり その1

 7月に我が家のパソコン環境にて故障が続発。というわけでここぞとばかりにいろいろと入れ替えました。
 まず1発目がデスクトップPCの故障。電源が入っても正常に起動せず。HDDを換装してもダメだったので、どうやらマザーボードがアウトだということになりました。このPCを購入したのは3年ほど前。液晶モニタを安価でほしかったので、いつものようにキューブ型ベアボーンではなく、エイサーの既製品を購入したマシンでした。なのでマザーボードを交換というわけにもいかず、新マシン購入決定。ただ以前より自作機の割安感はなく、私自身それほど頻繁にパーツの交換などをしなくなったので、今回もBTO可能なメーカー製のもので検討した結果、EPSONのエンデバーMR4000を購入。開梱後の第一印象としては
「なんかでかくない?」 
イメージ的にはもう少し小さいはずだったのですが・・・。あやうくラックに置けなくなるところでした。でもまあ「畳とマシンは新しい方がいい」というのは本当で(?)、エイサーのマシンの遅さにイライラすることが多かった私も、今回のCore i5-661 プロセッサーマシンは快適。WinVistaの使い勝手の悪さに立腹し、結局ずっとWinXpにしていた私も、今回はWin7(64bit)を選択しましたが、どうしても必要な古いソフトウェアで動かないものや周辺機器もほとんどなく、筐体の想像以上の大きさ以外はよい感じです。

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2010年8月 6日 (金)

BD『アイズ・ワイド・シャット』

Bdeyesw  で、『フルメタル・ジャケット』と同時購入。(ちなみにタワーレコードのキャンペーンで2枚買うと1000円オフになるチケットがもらえた。) こっちも今回の収録はアメリカンビスタ。こちらについても艶めかしさという空気はブルーレイの方が断然上であるが、画質が大幅に向上したという感じはしない。

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2010年8月 5日 (木)

BD『フルメタル・ジャケット』

Bdfullm  国内盤BDの旧作がいろいろなところで安くなっているので、まずはキューブリック作品で気になっていたのを買い換え購入。この作品、劇場公開時はヨーロピアンビスタサイズだったのだが、DVDの収録画角はスタンダードで、今回はアメリカンビスタ。まさに帯に短しタスキに長し。とりあえずわかったことはスタンダードはトリミング収録ではなくスーパー35などのようにマスクをはずしたものなので、情報的にはスタンダードの方が多い。画質は極上とはいえないまでも、徹底した自然光のシミュレーションがうみだすリアリティはよく伝わってきた。また本作にはドキュメンタリーが追加収録されており、それだけでもキューブリック監督に興味のある人は購入すべし。

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2010年8月 4日 (水)

BD『ロード・トゥ・パーディション』

Bdroad  サム・メンデスの長編監督第2作。世評はそれほどではないかもしれませんが、私はこれすばらしい作品だと思う。で、ブルーレイに買い換えたのですが、これは大正解。まず画質については暗部の表現が抜群によくなり、結果的に画全体が締まった印象を受けた。夜間のシーンもそうだが、シカゴの街でのシーンや、後半かくまわれる農場のシーンあたりはすごいの一言。そして映像特典に撮影監督コンラッド・ホールのドキュメンタリーが追加されたが、これもすばらしい内容だった。絶対に買い換えが正解だし、未見の方はリファレンスディスクとして所有してもよい作品。

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2010年8月 3日 (火)

『パッセンジャーズ』

Passe ☆☆ もう驚きはないし、魅力もない。
 衝撃のタネ明かし!系作品です。あまり言うとネタバレしそうなのでコメントしません。ひとついえるのはこの作品にはそのタネに驚きはなく、魅力もないということです。いい役者さんを揃えたのにもったいない仕上がりとなりました。

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2010年8月 2日 (月)

『エビータ』

Evita_2 ☆☆1/2 悪くはないけれどなあ。
 アンドルー・ロイド・ウェバー作曲、ティム・ライス作詞コンビによるミュージカルの中で、個人的には一番気になっていた作品でした。ステージを映画にするにあたって、そのプラスアルファを何にするかというのが大きいわけです。これは監督があのアラン・パーカー(期待度上昇)、主演がマドンナ(期待度ダウン)、結果からいうと「悪くはないけれどなあ・・・」と奥歯に物が挟まるような表現になってしまう作品でした。
 物語の進行は非常に手際よく、またモブシーンやカットバックなどの映画ならではの演出は効果的に用いられています。しかし全体の流れはあらすじを追うことに精一杯で起伏に乏しく、どこかせわしない一本調子なものを感じます。これは明らかにアラン・パーカーの手腕に問題があります。またダリウス・コンジの撮影も時代物らしい画調は理解できますが、それが作品のカラーにあっているとは思えませんでした。マドンナはミスキャストとまでは言いませんが、どうしても彼女のアーティストとしてのバックグラウンドが鑑賞中に邪魔をします。エビータの生き方にマドンナの生き方がダブるのは悪いことではありません。しかしこの作品の肝は毀誉褒貶の激しいエビータとはどんな人間であったかを語ることにあり、そしてそれが永遠の謎で終わったがゆえの魅力であるということにあるとするならば、彼女のパブリックイメージは知られすぎているという意味でマイナスの影響が大きかったのではないでしょうか。ジョナサン・プライスは添え物的な役柄にアクセントを与えていてさすがの貫禄。狂言回し以上の存在感があるチェを演じたアントニオ・バンデラスは儲け役でした。
 悪い作品ではありません。でもこれならばステージをみた方がよい気がします。

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2010年8月 1日 (日)

本気で

忙しいです。なんとか夏期休暇はとれそうですが。しかしそういう時こそ心のゆとりを忘れてはいけないなあと実感します。さ、映画だ映画!

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