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2010年5月11日 (火)

『アパルーサの決闘』

Appal ☆☆ ゼルウィガーが元凶。
 エド・ハリスの監督2作目と言うことで期待していた作品。なんでビデオスルーよと思ってましたが、みおわってみるとこの内容ではスルーでも仕方がないかなあと納得。ひと言でいうと地味。地味な上に映画としての魅力に欠けます。
 前半はよい感じで進みます。一連の出来事のきっかけになる保安官射殺からはじまり、街に凄腕のガンマンコンビがやってくるあたりはワクワクしました。はじめて悪党の親玉(ジェレミー・アイアンズ好演!)とエド・ハリスが対峙するあたりまではよいのです。ところがレネ・ゼルウィガーが出てくると話はすっかり混乱。テンポが乱されてしまい、疑問符とツッコミの連続となります。最後の対決だって本当はもっともっと盛り上がっていいはずなのですが、あれではいけません。元凶はゼルウィガー。いやこの人がすべて悪いわけはないのですが、でもそう思いたくなるほど、この人の演技はうんざりなぐらいワンパターン。そもそもこの作品では明らかに存在が浮いています。エド・ハリスとヴィゴ・モーテンセンのコンビぶりは最高なだけにもったいない出来映えです。 

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