BD: WINGS OF DESIRE (DER HIMMEL UBER BERLIN)
邦題『ベルリン・天使の詩』
ヴィム・ベンダース監督の秀作ファンタジー。シャンテシネで延々とロングラン上映をしたのも懐かしい。日本のDVDの画質はとんでもないことになっているが、今回はあのクライテリオンからの発売。画質は米国盤DVDよりもさらにグレードアップし、劇場上映時にはどちらかと言えばシアン系の黒だったのが、きちっとした黒になっている。さらに素晴らしいのが音声で、そのシンプルかつ大胆なサウンドデザインがdts収録によって夢幻のごとき響きとなり、映画をさらに幻想的なものにしている。特典映像は米国盤のものにさらに追加。モノクロ作品のリファレンスディスクとしても、ぜひおさえておきたい作品。
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