東宝特撮映画 DVDコレクション
ときどき自分が興味にあるネタをやってくれるディアゴスティーニ。過去には映画ネタでも東映時代劇 傑作DVDコレクションなんてやってくれましたが、今回はなんと東宝特撮映画DVDコレクションというテーマでシリーズ刊行です。ただ気になるのがそのクオリティ。今回は東映とは違って全作すでにリリース済み。はたしてどうよということでお試しに第1巻の『ゴジラ』を購入してみました。
まず予想していたとおり収録は片面一層ディスク。金額からいけば仕方がないですね。そして比較には意味がないと思いつつもとりあえず仕様チェック。
<ディアゴスティーニ版>
定価990円(次号より1990円)
【音声】
日本語ドルビーデジタルモノラル
【映像特典】
シリーズガイド、次号予告
<東宝版DVD>
定価4725円(amazon.co.jpの実売4000円前後)
【音声】
日本語リニアPCMモノラル
音声解説(宝田 明)
音楽のみ(ドルビーデジタルモノラル)
音楽と効果音(ドルビーデジタルステレオ)
【映像特典】
劇場用予告編
伊福部昭インタビュー
東宝俳優名鑑(静止画)
<東宝版ブルーレイ>
定価5985円(amazon.co.jpの実売5000円前後)
【音声】
モノラル(リニアPCM)
音楽と効果音(リニアPCMモノラル)
音声解説(宝田 明)
<字幕>
日本語
【映像特典】
劇場用予告編
伊福部昭インタビュー
ピクチャー・イン・ピクチャーで観る絵コンテ
復刻 ゴジラのテーマ
スナップで観る撮影現場の風景
オキシジェン・デストロイヤー
米国盤はこちらを参照
まあかなり昔のモノクロ作品なのでそれほど大きな差異は感じませんでしたが、暗部のもあもあは散見されました。むしろ最大のポイントはこれらの仕様の違いに価格なりのものを見いだせるかどうかでしょう。個人的には洋画のようになかなか廉価版が出ない中ではこういう選択肢が増えたことはよしとしたいと思っています。ただ他の作品をじゃんじゃん買おうという気にはなりません。だって全部揃えると11万ですよ、11万。(まあゴジラシリーズのみの収録だったファイナルボックスが税込定価約10万円だったことを考えれば良心的ではありますが)これだったら日本映画専門チャンネルでの再オンエアを待つと思います。
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