『決断の3時10分』
☆☆1/2 アメリカらしい正義についての考察。
ラッセル・クロウとクリスチャン・ベール共演でリメイクされた(ようやく日本では8月公開決定らしい)西部劇。エルモア・レナードといえば『ジャッキー・ブラウン』などの原作を書いたことでも知られていますが、こういう作品もあったとは知りませんでした。というかリメイクされることを知らなければ、あまり興味がわかなかったかもしれません。ヴァン・ヘフリン演じる牧場主が揺らぐ姿、そして悪のカリスマとして魅力的なグレン・フォードを対照的な描きながら、いかにもアメリカらしい正義についての物語が展開します。
歴史に残るような秀作ではありませんが、グレン・フォードという役者さんの魅力を再認識させてくれる佳作です。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント