『シリウスの伝説』
☆☆ すぎやまこういちのシンフォニー。
春休みということでサンリオの作品を上の娘と一緒に。サンリオのアニメーションには『星のオルフェウス』を筆頭に思い入れがありまして(いつかこの作品はじーっくり特集するつもりです)、この作品は見逃していた1本なのですが、ちょっとできばえは「?」な感じ。ただ相変わらずサンリオの思い入れはたっぷりで、豪華スタッフと声優陣。フルアニメにハンドトレース、ワンキャラクター=ワンアニメーターといったディズニー顔負けの制作体制。世界に通じるような物語などに気合いは感じられますが、映画というのは豪華な素材を組み合わせるだけでは、秀作が生まれないということをサンリオは結局学べませんでした。ポイントとしてはすぎやまこういちのシンフォニックスコアがきけること。これはやはり素晴らしかったです。
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コメント
はじめまして、よろしくです。
四半世紀以上前に体験いたしました。
作画の秀逸さや音楽は文句なしといったところです。
ただストーリーの展開での詰めの甘さが目立ったのが
残念なところかなあ・・・いう気がしてます。
(例、火と水の世界の構造や対立に関する掘り下げ方が
浅かったり、話の元凶である風の神の描き方がわずか
しかなかったり・・・等です。)
見る観客層を考慮したとは思うのですが、私にとって
そこのところが“?”といったところです。
とはいえ、作品の内容としては良質なレベルといった
ところだといえそうです。
最近になって感じた想い。
作品のあらすじはファンタジー版「ロミジュリ」という
筋書きですが、ごく最近放映されたGONZO版
“本家”「ロミジュリ」(!?)も体験したので
こちらの方も再注目してほしいなあと期待する次第です。
投稿: snfc3028 | 2009年12月26日 (土) 18:19
どうもすみませんです。
下手な表現がありまして申し訳ございませんです。
コメントの最近になって感じた想いで
こちらとありますが、シリウスの伝説の方を
指しておりますのでよろしくお願いいたします。
下手で不器用な身ですがごめんなさい。
投稿: snfc3028 | 2009年12月26日 (土) 18:28