『サウスランド・テイルズ』
☆1/2 どこかずれたけど。
『ドニー・ダーコ』の監督が作った新作ということで、鳴り物入りで上映されたカンヌ。しかしそのできばえが酷評され、酷評ぶり自体があまりにもすさまじかったというのが逆に話題になったこの作品。日本では未公開となりましたが、これはおもしろくなかったです。そもそも話が話になっていないのです。ただ異常に細かいディテールの積み重ねと、その世界観の捉え方をみていると、実は少しずれていたらものすごい傑作になったのではないかという思いもあります。ドゥエイン・ジョンソンをはじめとする役者陣もおもしろく、くさってもケリー、『ドニー・ダーコ』でみせた才気はウソではなかったことだけは証明したように思います。なのでおもしろくはないけれど、でもみのがしてはいけない1本かもしれません。次はインディーズでまた勝負?
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