『ムーラン』

☆☆1/2　アジア、ディズニー、創作の壁。
　さて日本でもディズニーが商品展開しているプリンセスシリーズ。実はアメリカと日本ではプリンセスの対象になっているキャラに違いがあることをご存じですか？　白雪姫、シンデレラ、オーロラ（眠れる森の美女）、アリエル（リトル・マーメイド）、ベル（美女と野獣）、ジャスミン（アラジン）。ここにアメリカではポカホンタスと、このムーランが入っているのです。では日本ではなぜ入らないか？　知名度？　作品が不入りだった？　人種の問題？　キャラのデザイン？　いろいろと勘ぐりたくなりますね。閑話休題。
　デザイン的には秀逸なところも多く、キャラクターデザインをはじめとして、アニメーションの動きには目を見張るところがあります。合戦のモブシーンは感心しました。ジェリー･ゴールドスミスのスコアも素晴らしいです。ただ作品自体は突っ込みどころ満載。いかにもアジアをアメリカ人の視点でみましたという世界観の上、全方位の観客に配慮した悪弊で、戦闘シーンの迫力に欠け、物語も奥行きがなく、コミカルなサブキャラに辟易させられます。
　悪い作品ではないのですが、ディズニーはぶつかる壁がみえているという意味で残念なできばえです。

レコーダーがフル稼働

　ブルーレイレコーダーを導入してからというもの、ソフト購入からますます足が遠のいた。そりゃそうですよね。確かに音はやや落ちるものの、エアチェックでＤＶＤより遥かに上のレベルで作品をコレクションできるのですから。で、実は２月よりスターチャンネルと契約しました。これでもうレコーダーはフル稼働です。そうすると現状の問題点。

１：ＣＡＴＶ経由とＢＳ・ＣＳアンテナ経由の状況を整理する。（現在かなり割高になっているはず）
２：再生用のブルーレイプレイヤーが欲しい。（ＤＭＰ－ＢＤ８０の出来が気になるところです）

でも先立つものは時間とお金ですな（笑）

BD『ガタカ』

　SPEのブルーレイ廉売セールにのっかって購入。さすがにHD映像は素晴らしいが、過去WOWOWでも楽しんでいたので、ありがたさも相応という感じ。映像特典はそのまま。あえて買い直すべきかどうかは微妙なところ。

大阪『Ｕ２ ３Ｄ』ツアー その３

　翌日、大阪はある程度まわったので、今回は久しぶりに京都へ。でも私の旅が京都の散策になるわけがない！（笑）

茶寮都路里＜和風甘味＞☆☆☆
前回の京都訪問時に行けなかったここ。祇園本店はずっと前に食べましたが、駅ビルの中は初めて。相変わらずさっぱりとした甘さで美味。

　その後、京都梅小路蒸気機関車館を訪問。訪問するのは３度目。旧二条駅舎が移築されてからは初めてです。ここがＪＲ西日本の交通科学館の移転先として検討されているそうですが、ＳＬの動態保存をしている貴重な存在として、もっともっと注目されてもいいでしょう。今回のＳＬスチーム号は８６２０形でした。ナンバープレート形ストラップをゲットしてにんまり。やっぱり「Ｃ６２　２」には血がたぎります。午後は東映太秦映画村へ。以前家族旅行で行くかどうかを検討したことがあったのですが、結論から言えば、わざわざ来なくてもよい感じです。福本さんのショーは４月以降とのこと。残念。

でものんびりとしたよい一人旅でした。

大阪『Ｕ２ ３Ｄ』ツアー その２

　興奮もさめやらぬまま、シャトル船でＵＳＪへ。にぎわってましたねぇ。とりあえず今回の予定には入っていません。そのまま鶴橋へ。そう今日のもうひとつのメインは本場コリアンタウンのホルモン焼きを味わうことでした。いやあ、まず驚いたのが電車から駅のホームにおりたつと、もう焼き肉のにおいがぷーんと漂ってくること。もう最高でしょう！（笑）

空＜ホルモン焼き＞☆☆☆☆
この界隈では有名なところらしかったのですが、ラッキーなことに並ばずに入れました。こぢんまりしたカウンターで、それぞれに焼くところが並んでいます。ウリは一人前の量を少なくして、いろいろな味を手軽に食べられるようにしたところ。でも何より味が抜群によいです。こういう味付けは好みです。なんかこういうのをつっつきながらビールを飲むなんて、おやじ！って感じで「生きてるなあ！」とニヤリ。団体さんよりおひとりさんにおすすめです。

さっ明日はどうする？

『Ｕ２ ３Ｄ』

☆☆☆1/2　至福の映像体験。
　私が映画ファンで、Ｕ２の大ファンでなければここにはこなかったかもしれません。でも本当に来てよかった。幸せでした。
　この作品自体はラッキーなことに全国で上映されています。３Ｄバージョンも上映されたのは何よりでした。しかしこの作品はアイマックス３Ｄバージョンがあるのをしっていたので、チャンスがあればと思っていました。しかし残念ながら現在日本には常設のアイマックス専用劇場は１館のみ。しかもそこはサントリーミュージアムという劇場用作品とは距離を置いた作品を上映しているところです。チャンスはかなり少ないと思っていました。ですから本当に嬉しかったのです。
　映像はフィルムなのでどうしてもDLP上映による３Ｄバージョンと比較すると先鋭度は落ちるかもしれません。音に関しては音量がもう一息はほしかったものの、さすがの非圧縮デジタルサウンドということで遜色はありませんでした。でも何よりもやはり画面サイズです。圧倒的なパワーがあります。こればかりはやっぱりアイマックスです。立体映像ならではの楽しみもさることながら、オーディエンスの拍手など生々しく、オープニングからぐっとひきこまれました。来日公演をかなりよい席で体験した私が断言します。これはまた別次元の体験です。しいていうなら一緒に演奏したような臨場感でしょうか。あっという間の９０分。至福の時間でした。
　パンフレットもグッズもなし。でも上映してくれただけで本当にありがたかった！　今回１ヶ月という上映期間を設けてくれたサントリーミュージアム、それを実現するために奔走したであろう関係者の最大限の敬意を表します。
（サントリーミュージアム天保山にて）

大阪『Ｕ２ ３Ｄ』ツアー その１

　というわけで今日は午後からお休みをもらって大阪へ。目的は『Ｕ２３Ｄ』のアイマックスバージョンを楽しむためです。かれこれ大阪は何度目になるのでしょう？　ようやく地理関係ものみ込めてきました。今回の宿は天満橋。チェックイン後、すぐに目的地である天保山に移動しました。しかし移動してみたら、ここはＵＳＪと海をはさんで目と鼻の先だったのですね。海遊館がありました。
　サントリーミュージアムにはＵ２めあてのお客さんがちらほら。結果、開場前には４０名前後にはなったでしょうか。いよいよです。

恒例のブログひとつきお休み

　まあ、毎度のことでこの時期は大忙し。というわけでブログもひと月ばかりお休みをもらいました。しかし年々忙しさは加速度的に。はぁ。しかし明日からちょいとリフレッシュしてきます。