『スティック・イット!』
☆1/2 既視感のあるものばかり。
日本未公開でしたがアメリカでは興行ランキングに顔を出していた本作。ごひいきジェフ・ブリッジズがでているということでみました。体操という映画としては珍しい世界を舞台にしたスポ根ものです。が結局スポ根もののフィールドを取っ払うことができません。採点競技への"Stick it"(文字通り突っかかるといった意味)という視点が新しいものの、ステージママ、成功までの挫折、指導者の重要性などは既視感のある要素ばかりです。ジェフ・ブリッジスは相変わらずユニークなアプローチで個性的な演技を披露していますが、それとて大きな効果とはなっていません。体操競技について新しい知識が得られるわけでもなく、映画としての完成度も今ひとつでした。
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