BD: The Deer Hunter (FR)
邦題『ディア・ハンター』
マイケル・チミノの力業がさえる作品。実は現在日本ではまともな形のソフトが手に入れられない。
一番最初にリリースされたのはパイオニアLDCから出たもの。2chステレオでレターボックス収録。ただしこれはきちんとNTSCマスターで作られた収録時間183分のもの。次に出たのがユニバーサルからリリースされた5.1ch&スクイーズ収録のリマスター盤。ただしこれがPALマスターからのもので175分のもの。そしてもっとも最近出たのがユニバーサルからの30周年記念エディションだが、これもまたPALマスター。話にならない状態なのだ。我が家にあるのは最初のLDC版と米国盤(バージョン的にはユニバーサルからのリマスター版に近いが、当然のごとくちゃんとした183分版。)
で、このディスクは実はフランス版のブルーレイ。しかもリージョンはA&B(ブルーレイの場合、日米はAで、欧州はB)でなんと日本語字幕が入っているとのこと。収録時間は183分。これはと思い購入。たしかに収録されていましたし、時間は183分だった・・・が。音のピッチが高い。なぜだかさっぱりわからん。考えられるのは183分収録されている(機器での表示も183分)ハズなのに実際は183分ではないということ。今度きっちりと比較してみたい。
とにかくユニバーサルと東北新社はこの手のPALマスターものが多い。またユニバーサルのローカライズは本当にいい加減で手抜きと言われても仕方がないレベルのものが少なからずある。ここが権利を持っているのが残念な作品も多い。
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投稿: 日本インターネット映画大賞スタッフ | 2008年12月18日 (木) 13:00