訃報:マイケル・クライトン
『ジュラシック・パーク』や『タイムライン』などで知られる作家マイケル・クライトン氏が11/4(火)、ロサンゼルスで死去しました。享年66歳。遺族によると、ガンとの闘病生活をおくっていたそうです。
ハーバード大学学士課程卒業後に同大学のハーバード・メディカルスクールを卒業。1965年、ジョン・ラング名義で処女作「殺人グランプリ」を執筆。はじめてマイケル・クライトンの名で出版した『アンドロメダ病原体』がベストセラーとなります。この作品は後にロバート・ワイズが『アンドロメダ…』として映画化。他にも『大列車強盗』『ジュラシック・パーク』『スフィア』『ライジング・サン』『13ウォーリアーズ』などが映画になっています。また1973年、映画『ウエストワールド』で監督デビュー。『ルッカー』『未来警察』などを手がけました。また自分の医学生の経験と知識をもとにテレビドラマ「ER 緊急救命室」では企画と製作総指揮を担当し、ヒットさせています。
正直彼の小説にはまったく魅力を感じなかったのですが、『未来警察』の妙なB級感覚は好きでした。そして何より『ER』の生みの親です。このドラマがなかったら日本のドラマでずっと満足していたかもしれません。
ご冥福をお祈りします。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント