シガー・ロス(愛知県芸術劇場大ホール)
終わりました。19時15分頃から21時過ぎまで約2時間。素晴らしいライブではありましたが、正直なところ前回のライブほどの感銘はありませんでした。まあ前回は凄すぎたのです。なにしろあれだけのバンドがZeppですもん。もう何もかも圧倒されて打ちのめされた人生でも3本の指に入るようなライブでしたから。以下雑感。
・ライブバンドの実力はさすが。
もうこれはさすがです。彼らのすごさはあのCDで聴かせるサウンドをライブでさらにすごく聴かせることにあります。これだけの音の世界はそうそう味わえる物ではありません。
・ヨンシーの声が辛そう
咳き込む様子が時々見られました。この日以降3公演あるだけに心配です。
・会場がそぐわない。
音はよかったと思います。会場の愛知県芸術劇場大ホールはおそらくクラシックや演劇には向いていると思うのですが、知る人ぞ知るシガー・ロスがライブで作り出す爆音向けではなく、特にドラムなどはかなりPAで抑えた感じになっていました。またアコースティックとエロクトリックが混在するバンドサウンドという意味でもシガー・ロスのライブ向けではなかったと思います。
・バンドの構成
今回はアミーナがいませんでした。うーん、個人的な意見としてはあのイメージが強かっただけにちょっと残念。
・曲目
ここが一番ポイントでした。今回の最新アルバム「残響」は彼らにとって大きなターニングポイントになるのですが、その曲の組み合わせ方はやはり難しいのだろうなあと感じた次第。今までがわりと同じ世界観の上で構築されていて、すんなりと組み合わせられるものだっただけに、今回のライブでは並べ方が難しいんでしょう。わりと一般的にはニューアルバムのツアーの時に最初にそのニューアルバムの曲を並べて、後半には馴染みの曲というケースが多いと思うのですが、そうしなかったのはなぜなのか。ひょっとしてツアー後半になるとがらっとセットリストが変わるのかもしれません。
SIGUR ROS Japan Tour 2008.10.22@愛知県芸術劇場大ホール
※後日セットリストがわかった時点でここにアップします。
整理して続きは明日。
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