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2008年8月26日 (火)

「33分探偵」は悪質なパクリだ

はっきり言って今日は少し感情的かもしれませんが。かなり頭に来ています。

 このブログを読んでいたので、まさかと思ってみちゃいました。フジテレビの『33分探偵』。いろいろな番組のパロディがあるらしい。それはいい。でもこの作品のコンセプト自体は、我が愛する『裸の銃を持つ男』のパクリだ。

パクリとパロディは何が違うのか。私は決定的な線引きが2点あると思います。

ひとつは元ネタをきちんと明かしていること。オマージュとかのはやりの善し悪しは別として、きちんとソースを明かすことは大事です。もうひとつはみんなが知っていることを前提でとりあげること。それによってみんなが笑えるわけで、とりあげられるソースは限られてくると思います。

じゃあ今回のケースは?
『裸の銃を持つ男』はそこそこの知名度はあるでしょうか。でもそのオリジナルのTVシリーズである"POLICE SQUAD!"を知っている人(一応日本でもVHSはリリースされたことはあるけれどさ)がどのくらいいるのでしょう。あの小島よしおの情報屋なんて、みんなブランニューなネタだと思ってる人多いでしょ! おっと悪いけど偶然の一致とは言わせないよ。ストップモーションネタまでぱくったでしょ! これもこのTVシリーズのラストでおなじみなのよ。

今まで何度日本のプロモーションビデオで、洋楽アーティストのネタをまんまパクッたことに腹を立てたことか。何度CMソングで「これ、オリジナルはあっちじゃん!」と腹を立てたことか。視聴者が知らないだろと思ってなめてるでしょ。だから村上隆が著作権侵害の裁判起こしたときにもみんな騒がないんだよ。

ああ、腹立つ!

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