『ホット・ファズ』
☆☆1/2 おふざけに使わないうまさ。
ちょっと期待しすぎたかなあ。意外だったのがいたって真面目に作られていたこと。いわゆる刑事物の世界をひっぱてきながら、それをおふざけに使わないところがエドガー・ライトのセンスのよさだと思います。ただ『ショーン・オブ・ザ・デッド』が奇跡のようにすばらしい作品だったので、それと比較すると私は前作の方が好きです。
(チネチッタ・チネ10にて)
別件ですが最初渋谷でみようと思ったら入り口にSR上映の表示が。なんだよと思って川崎でみましたが、あまりにも音が悪かったので確認したところ、ここもSR上映でした。ひょっとしてSRDのプリント、作ってないのか? 私が作品に入り込めなかった理由はここにあるかもしれません。事情をご存じの方、教えてください。
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コメント
じんけしさん、こんにちは。
『ホット・ファズ』の音声がSRだったんですね。当該作品の事実関係は分かりませんが、経験上から以下の理由が考えられます。
・日本公開用原版がSRだった
本国と同じサウンドマスターが日本で使われるとは限りません。本国でSRD作品でも日本ではSRだったという作品は結構あるんです。『ホット・ファズ』はもともとSRD-EXで制作されていますが、日本公開プリントのマスターにはこれが入っていなかった可能性があります。
・グラインド・ハウス状態だった
新作ロードショーだからといってニュープリントと思ってはいけません。このような小規模公開作品は本国で使い古されたプリントを輸入して日本語字幕を入れて上映することもあります。字幕を入れた後に水洗をするのでパラ(ポツポツと映る黒いダスト影)は目立たなくなりますが、すでにデジタルサウンドトラックが傷んでいてデコードすることができず、SRで上映せざるを得ない場合が多々あります。
「あまりに音が悪かった」というご指摘から、もしかしたらニュープリントではなかったのかもしれませんね。頻繁にSR落ちするようなら最初からSRで上映するのが映写のお作法です。
デジタルサウンドトラックの寿命も映写機のモデルやコンディションで結構変わります。デジタル音帯がありながらSRで上映したのであれば相当くたびれたプリントだったことになり、相応にアナログ音声も品質が低下しているはずです。
真相は分かりませんがこれらの可能性が濃厚ではないかと思います。複数の劇場でSR上映されていたようなので機材トラブルではないと考えられます。SRでも劇場設備・構造とプリントコンディションが良ければSRDに匹敵、ときに凌駕するサウンドも再生可能なので今回は運が悪かったのかもしれないですね…。
投稿: 月夜野 | 2008年8月 1日 (金) 23:23
月夜野さん、どうもです。レスおそくなりました。情報ありがとうございました。どっちのケースか何とも言えないところですが、とりあえず誰もこだわった人はいなかったのだろうなあと(涙)
新宿ピカデリー行きましたよ!
月夜野さんはいかれましたか?
ではまた
投稿: じんけし | 2008年8月28日 (木) 01:44
新宿ピカデリーは行きましたよ。
一度行ってご無沙汰になっています。
言いたいことは山ほどあります(笑)。
投稿: 月夜野 | 2008年9月 2日 (火) 01:47