第33回八王子駅前寄席会場
先週の横浜にぎわい座に続き、いてもたってもいられず三遊亭遊雀師匠の高座に行っちゃいました。本当は行くつもりがなかったのですが、この木戸銭で2席楽しめるならと、足を運んでしまいました。も思ったよりこぢんまりとしたところで見えやすく音響もよい感じでした。
前座が女性の三遊亭歌る美さん。歌る太師匠のお弟子さんということでした。正直まだまだ、なのは事実ですが(いやあ、我ながら年をとりましたねぇ。自分より年下の前座さんの落語をハラハラドキドキしながら見守る気分になろうとはねぇ)、こういう様子をみていると(あんまりこういう表現はいやですが)女流落語家の門戸が広がっているのかなと思いました。本日のもうひと方は九月に真打ち昇進が決まっている古今亭志ん太さん(志ん丸師匠になるそうです)。「たがや」と「きゃいのう」でした。「きゃいのう」の床山の親父さんのハマリ方をみているとまだまだ伸びしろ充分。先が楽しみな人です。
で、遊雀師匠今回はホール寄席と言うことで一席目が「堪忍袋」、二席目が「ちりとてちん」でした。先日も楽しませてもらった「堪忍袋」、ついこの間きいたばかりだというのに、またまた大笑いです。まくらでムック本「落語への招待2」の撮影のことをとりあげ、そのあと「ちりとてちん」。師匠の仕草と表情をたっぷりと味わい、こちらも大笑いさせていただきました。遊雀師匠、いつも本当に楽しい時間をありがとうございます。遊雀師匠のいる幸福をかみしめる今日この頃です。
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