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2008年6月 4日 (水)

Newsweek誌のGW号

Nw08gwNewsweek誌のゴールデンウィーク合併号、買いました。レビュー担当のデービッド・アンセンのコラムもおもしろかったのですがで、興味深かったのがリアルタイムで雑誌に掲載されたレビューをピックアップした「作品よりおもしろい名評・珍評130」。時は偉大な作家だというチャップリンの「ライムライト」の台詞をかりるまでもなく、当時は絶賛されても忘れ去られるもの、逆に公開後に時間を経てから評価があがるものもあります。ですから批評眼が正しかったかも見え隠れします。ちなみに個人的に公開当時よく褒めたなあと感じたのは
『サボテン・ブラザース』
『敵、ある愛の物語』(そうだろそうだろ!)
『ジェイコブス・ラダー』
『ウェイクアップ!ネッド』
このあたりは先見の明ありですな。

片や公開時にthumbs downで批評したもので掲載されたのは以下の作品。
『2001年宇宙の旅』
『ガン・ホー』
『トップ・ガン』
『ワイルド・アット・ハート』
『虚栄のかがり火』
『心の旅』
『幸福の条件』
『めぐり逢えたら』
『危険な遊び』
『シティ・スリッカーズ2』
『9ヶ月』
『スカーレット・レター』
『セブン』
『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』
『セブン・イヤーズ・イン・チベット』
『M:I-2』
『パーフェクト・ストーム』
『ブレアウィッチ2』
『ハンニバル』
『ザ・メキシカン』
『パールハーバー』
『トゥームレイダー』
『ハリー・ポッターと賢者の石』
『ハリウッド的殺人事件』
『アレキサンダー』
『ジャーヘッド』
『Vフォーヴェンデッタ』
『ダ・ヴィンチ・コード』
『アポカリプト』
『バベル』
でも批評は読み物でもあり、けなし方までも娯楽にするのがショービジネスの世界だと思います。少なくとも日本のマスコミの提灯記事よりはずっと健全です。

この企画、いつか自分でもやってみたいです。何本かあるんです。「なんであんなに褒めたんだろう」と「なんでこんなに評価低かったんだろう」が(汗)。

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