ダビング10が始動。けれども。
いよいよ7月からダビング10が始動します。
コピーワンスに悩まされたユーザーの一人としては、とりあえずホッとしているのですが釈然としないことも多数あります。中でもこの2つに関してはどうなのよということで。
社団法人日本映像ソフト協会(JVA)の見解
http://www.jva-net.or.jp/news/news_080617.pdf
つまり「録画されると利益が減るから金を寄こせ」です。ちょっと待った、そもそも想定される利益がなぜ保証されるのでしょうか。むちゃくちゃな言い分です。知られているとおりアメリカには私的録画補償金はありません(録音補償金はあります)。というかコピー制限自体がそもそもありません。それなのになぜ日本はとられるのか。結局マーケットの保護なのかという話になります。
それからなぜ当初予定より1ヶ月延期になったのかについて消えないウワサがあります。そもそも見切り発車したダビング10なのですからここですっきり解決なんてありえない。実はブルーレイ陣営側家電メーカーの1社だけ、準備不足で間に合わなかったという情報が複数のソースから漏れ伝わってきています。真偽はわかりませんが正直ありえない話ではないと思っています。その程度で動くのかよって感じです。
このあたりは調べれば調べるほどユーザー無視の姿勢がみえてきて本当に不愉快な部分です。HDMIなんてついこの間まで珍しかったのが今ではそれがないとデジタル音声の転送ずら難しいことも出てきた。ダビング10&ブルーレイで買い換え需要の掘り起こし? そもそも地デジの必要性はどこにあるの? ちゃんとエンドユーザーに説明できないと、このサイクルの早さには誰もついてこなくなります。
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