アニー賞とオスカー長編アニメ部門の選考基準
いよいよ賞シーズンに突入です。まずはアニー賞(作品賞だけですが)のノミネーションから
『ビー・ムービー』 DreamWorks Animation
『ペルセポリス』 Sony Pictures Classics
『レミーのおいしいレストラン』 Pixar Animation Studios
『サーフズ・アップ』 Sony Pictures Animation
『ザ・シンプソンズ』 Twentieth Century Fox
実はこの情報を最初に持ってきたのは、オスカーの長編アニメーション映画部門の候補作品としての資格が毎年議論になるからです。というのもフルCG作品の増加、デジタルエフェクツの技術向上、さらに最近アニメと実写が合成される作品(これはたとえば『スター・ウォーズ』のようなバーチャル環境の作品も含む)が多いことも要因です。
ちなみに今年はこんな感じになりました。
*70分以上の作品。
*かなりの数の主要キャラクターがアニメーションで作られていること。
*アニメーションで作られたキャラクターの動きや演技が1コマ1コマ撮影する技法で作られていること。(なのに『ベオウルフ/呪われし勇者』のモーションキャプチャーはセーフらしい。シミュレーションじゃないからか??)
*アニメーションの部分が最低でも映画全体の長さの75%を占めること。
さっそくこれが当てはめられて、現在公開中の"Alvin and the Chipmunks"はハズされたらしいです。
うーん。ちなみに今年は視覚効果賞もでもちょっとした議論が。その話はまた今度。
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