ドルビー、立体映画技術「Dolby 3D Digital Cinema」を公開
ドルビー社が新しい3Dデジタルシネマ技術「Dolby 3D Digital Cinema」を公開しました。9/27の関係者デモに続き、10月の「CEATEC JAPAN 2007」でも公開されたそうです。基本的な仕組みとしては以前も紹介したReal-Dシステムに似ており、波長の異なる2組のRGBを設定し左目用と右目用の映像をそれぞれ制作。DLPプロジェクターで右目用と左目用の映像を交互にスクリーンへ投影します。さまざまなメリットがあるのですが、一番大きなメリットはフィルムの3DとくらべるとDLPプロジェクターへのアドオンが容易でコストが抑えられるという点があります。まあDLPプロジェクターがまだ高いですけどね。それとReal-Dが使い捨てタイプの偏光メガネなのに対して、こちらのメガネはIMAX3Dのように再利用するタイプになるそうです。
なお関係者によると日本での第1回作品は、ロバート・ゼメキスの『ベオウルフ』になるとのこと。12月の公開が楽しみです。
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