『オズの魔法使』
☆☆☆ かなりひねってある。
これまたようやくという感じで。これがまず1939年製作ということにも驚きですが、さらにここまでレストアされてHD映像で楽しめるというのもありがたいかぎりです。さらに内容の方もかなりアバンギャルドで、そういえば私はこれの続編にあたる『オズ』(1985)をみているのですが、なんかこっちのグログログチャグチャ感はあながち的はずれではなかったのだと思いました。特にプロダクションデザインは個性的、3人(?)組を変身させた特殊メーキャップのパイオニアの1人、ジョージ・ボウのテクニックも素晴らしく、これは一度みたら強烈な印象を残すはずです。少なくともファミリー向けの単純な話ではなく世界観もかなりひねってあるところが、ずっと愛されてきた理由なのでしょう。ただジュディ・がーランドには全然魅力を感じませんでした。
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