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2007年5月20日 (日)

『エンジェルス・イン・アメリカ』全体の感想

 まず作品全体を見終えた感想。何から語ればよいのかのとっかかかりすら見つけるのが大変なのですが、まあひと言で言ってしまえば、神の不在を感じる現代で、生きていく事が苦痛に感じるほどの災いがふりかかってきたとしても、それでも人々は生きていく意味があるのかということが大きなテーマになっています。1980年代のアメリカ・ニューヨークを舞台に、物語はエイズという存在に不安を感じる同性愛者たちとその家族が主要人物になっていきます。背景には政治(民主党と共和党という機軸だけでなく、レーガン政権下で大きく変わった米国的な倫理観も出てきます。ホモセクシュアルに関する人権などの訴訟が出てきたのもこの時代です)、宗教(ユダヤ教とモルモン教)、人種などがあり、神の不在=絶対的な正しさが確信をもって言えない時代のドラマを紡ぎ出します。確かにこういう背景をしっていないと理解が難しいドラマではあるのですが、逆に言うと知的好奇心をおおいに刺激される作品です。で、私がなぜ今回一気にみられたのかも、ある部分で知的好奇心をおおいに刺激されたからなのです。
 というわけでまだまだ続く!

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