第60回カンヌ国際映画祭結果
5/27、第60回カンヌ国際映画祭が閉幕し、授賞式では最高賞のパルムドールにルーマニア人監督クリスティアン・ムンジウ の"4 Months, 3 Weeks, and 2 Days"が選ばれた。また、日本の河瀬直美監督『殯の森』が次席の審査員特別グランプリに輝いた。邦画の同賞受賞は1990年の小栗康平監督『死の棘』以来。最近の主要賞では、1997年に今村昌平監督の『うなぎ』が最高賞、2004年に柳楽優弥が『誰も知らない』で男優賞を受賞している。河瀬監督は1997年、初の劇場用映画『萌の朱雀』でカンヌ国際映画祭の新人賞「カメラドール」を史上最年少で受賞した。コンペティション部門への出品は2003年の『沙羅双樹』以来、2度目だった。6/23から東京・渋谷のシネマ・アンジェリカなどで公開。
【パルムドール】"4 Months, 3 Weeks, and 2 Days"
【審査員特別グランプリ】『殯の森』
【監督賞】ジュリアン・シュナーベル "Le Scaphandre et le papillon"
【脚本賞】ファティ・アキン "The Edge of Heaven"
【男優賞】コンスタンチン・ラヴロネンコ "The Banishment"
【女優賞】チョン・ドヨン "Secret Sunshine"
【審査員賞】"Persepolis" "Silent Light"
【カメラ・ドール】"Meduzot"(Jellyfish)
【60回記念賞】『パラノイド・パーク』
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