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2007年4月30日 (月)

『シンデレラマン』

20070116000233☆☆ いつもどおりの凡作。
 正直、全然みる気が起きなかったのですが、WOWOWで後半をみて、ちょっと気が変わりました。でも変わらなくてよかったかなあというのが本音(汗)。ポール・ジアマッティ(あっ、ここしばらくはこの人もやたらみてるぞ)は抑制のきいた演技をみせ、またプロダクションデザインはよい仕事をしています。ラッセル・クロウはいつもどおり金太郎飴の演技をみせ、レネー・ゼルウィガーはいつものように口をとがらせ、ロン・ハワードの演出はいつものように冗長。トーマス・ニューマンのスコアはいつも以上に感傷的。どこもかしこも自分の仕事だけで化学反応がなく、いかにもな賞狙いの感動素材も白々しさだけが残りました。

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