『モンスター・ハウス』
☆☆1/2 Real-Dでないと存在価値がない作品。
Real-Dで見逃していたこの作品をまさかこういう形で! 一応説明しておくとReal-DはDLPを利用した3D上映システムで日本では3作品目(『チキン・リトル』『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス デジタル3-D版』、えへん、オレ全部みてるぞー!)。実はWMCが港北ニュータウンのオープンにさいして、地域の人だけを対象に神奈川初上陸となるReal-Dを体験してもらおうと1週間の無料上映を企画しました。もう感謝感謝感謝!
ゼメキスとスピルバーグが組んだこの作品。ひょっとして例のダークキャッスル系で来るのかと思いきや、意外や意外、それは素直なジュブナイルとなっていました。子ども向けとしてはかなり誠実な作りだと思うのですが、それがやはり限界になっているのも事実です。またフルCG作品は傾向として新たな鉱脈を探そうとしているようなところが感じられ、この作品も例外ではなく、話の作り込み方が中途半端になっています。ただ救いはこの作品がReal-Dを想定して製作された事で、このあたりの見せ物的な発想が作品に躍動感を与えています。
とりあえずReal-Dでみないと魅力半減どころか、存在価値すらない作品かもしれません。ただReal-D唯一の問題点が字幕を入れられない事。吹き替え版かノンスーパーか、うーん・・・。
(WMC港北ニュータウン6にて)
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