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2007年3月31日 (土)

mixiの紹介文をOKにしたワケ

 私はmixiで紹介文を基本的には拒否しています。理由は勝手に想像していただければと思いますが、そんな中、今回めでたく(?)紹介文第1号が認定されました。(といいつつも私から実はツッコミを一度入れられて修正をしてもらいました)

理由?

そりゃあなた、私の年賀状をほめてくれたからです!(爆)

自慢するわけではないですが、結構評判はよくて、その分、毎年ネタ考えるの本当に大変なんですって・・・。
今年もうんうん煮詰まりながら30日にようやくできた感じでしたし。

というわけでジンさん、どうもありがとうございました。

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2007年3月30日 (金)

『マンハッタン』

B000kggbti☆☆ 男性ホルモンを感じさせるモノクロの世界。
 ウディ・アレン作品は私の中では、いわゆるミア・ファローとのコンビ作しかみていなくて、ダイアン・キートンとのコンビ作はこれが初めてでした。これが公開当時にどういった受け止められ方をしたのかはよく知りませんが、モノクロの画面でこれほど男性ホルモンを感じる作品も珍しいですね。艶笑コメディに近いこのセンスは、今から見るとやっぱりこの人は性欲爆発のスケベオヤジなのだとしか感じられませんでした。これならば『ハンナとその姉妹』の方が私は好みです。
 これはゴードン・ウィリスの撮影の力も大きいでしょう。一歩間違えるとただただ下品に終わってしまうこの作品を救ったのは、端正で艶のある白黒の世界でした。

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2007年3月29日 (木)

『カミュなんて知らない』

B000ha4☆☆☆ 知的な好奇心を駆り立てられる。
 10年ぶりになる柳町光男の新作は、監督自身が大学で担当しているワークショップでの経験に大きな刺激を受けて本作ができあがったそうですが、なるほど、昨今の凡百の映画とさえ呼べぬ邦画群の中でも、異質な光を放っている力作でした。
 おもしろかったのが、実際に起きた殺人事件をベースに起きながらも、そこにカミュの「異邦人」を重ね合わせて、さらに作品に映画ファンならニヤリとしてしまうトリビアなネタをちりばめただけでなく、映画自体の構造も『アデルの恋の物語』や『ベニスに死す』などもスパイスにして物語を組み立ててしまったところ。輝いていた頃のピーター・グリーナウェイを思い起こしました。かつて重苦しい題材をガチッと作る作風で知られていた柳町監督だっただけに驚きでした。そこにかつての柳町流の大学生の描写が加わり、そこがかえって生々しく感じられました。残念なのが今の柳町監督に応えられる力を持った役者陣がいないこと。素晴らしい存在感をみせる中泉英雄の他は、かろうじて及第点ラインでしょうか。
 邦画には珍しく知的な好奇心を駆り立てられる、もっともっと評価されてよい作品です。

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2007年3月28日 (水)

『ホステル』

B000mm1☆☆ ゴアなのに痛くない。異国でひとりでも怖くない。オフビートでも笑えない。
 あの『キャビン・フィーバー』のイーライ・ロス監督の新作で、アメリカでは予想外の大ヒット。私も期待していながら見逃していた1本でした。で、フタを開けてみると、なんか中途半端な1本でした。
 この作品で製作総指揮を担当したタランティーノのプロデュース作品に『フロム・ダスク・ティル・ドーン』がありますが、よく似ています。前半と後半と全く作風が違い、かつ見終わった後に「なんだったんだ・・・」という感覚になるあたり。また『キャビン・フィーバー』でも感じましたが、イーライ・ロスの中途半端な描写は彼の監督としての限界なのかもしれません。ゴアなのに痛くない。異国でひとりでも怖くない。オフビートでも笑えない。<以下ネタバレ:ドラッグで反転させてお読みください>本当ならば最後の逆襲で、主人公たちを恐怖のどん底にたたき落とした男の手を切り刻む場面のような痛さがゴアシーンには必要だったはず。特別出演している三池崇史を見習わなくてはいけません。
 すでに続編の公開も決まりましたが、『ソウ』のように中身がスカスカなだけのシリーズにはなってほしくないものです。

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2007年3月27日 (火)

『ファンタスティック・フォー 超能力ユニット』

B000ftbol☆ お笑いですか?
 これはなんというか、お笑いですか?(汗) ヒーロー物はそもそも話が非現実的なのですから、サジ加減を間違えるとこういうことになるという悪しきサンプルになっています。狙っているならまだしもそうでないから始末に悪いです。えっ、パート2があるの? はあぁ。

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2007年3月11日 (日)

現実逃避

 仕事柄この時期は大変忙しいのだが、そういう時にかぎって現実逃避したくなるのが人間というもの(汗)。しばらくたまっていた洋楽のプロモクリップの編集をちゃちゃとやってしまいました。
 洋楽好きの私にとってTVKで録りだめしたクリップ集は宝物でしたが、ある日ひょんなことで半数近くが壊滅状態となりました。そこで一念発起して残ったVHSテープのDVD化と、失ったクリップの再収集を決意。これがかれこれ3年前。今でもCATVでオンエアされている80'sや90'sのクリップを収集して暇をみつけては自作ビデオクリップ集を作成しています。いや、今は暇ではないのですがねぇ(汗)。ちなみに今回のDVDに入った中ではジェネシスの"That's all"とか、ヒューマン・リーグの"Lebanon"とかが懐かしくていい感じでした。
 しかし失ったものの代償は大きく、特にヒットしなかった曲は当然時の流れに負けてしまうのでオンエアされることは滅多にありません。手元に残った曲リストには未だに復元できない300曲近くの題名が並んでいます。TVKさん、クラシックのクリップ放送みたいな番組、レギュラーでやりませんか? そう、SONYミュージックTVみたいな2時間枠で、ただ流す! そんな番組があったら涙流して喜ぶ人、最低1名いますって。
  

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