日本一のシネコン県、神奈川県
チネチッタはここしばらく1つの施設として年間動員数と興行収入の国内ナンバーワンになっています。で、06年度もめでたくナンバーワンになったそうです。日劇がWMC海老名に首位を奪われた時もびっくりしたけれど、まあチネチッタが03年からずっと首位というのもすごいですね。でも13スクリーンもあるわけですしねぇ。でも今年最大の興味はいよいよTOHOシネマズ川崎につぎ、109シネマズ川崎もオープンして、川崎駅周辺の興行地図がどうなったかという点です。ちなみにこのブログはいつもいつもこの手の状況をアップしてくれて、鋭い分析をしているのですが、私も今年の成績は実質マイナスだと思うのです、それなりに活況を呈した興行街にもかかわらず動員数がマイナスになったということは。
日本一のシネコン県、神奈川県は本当にすごいことになっているのです。すでに同駅(もしくは徒歩で移動できる複数駅)に複数サイトあるところがすでに4つもあるのです。みなとみらい地区に2サイト(ティジョイ系がさらにオープン予定)。川崎に3サイト。港北に1(だけど今年中に2サイト増。3月に(ちょっと離れているけれど)TOHOシネマズ横浜ができ、今年中にWMCもできる)。海老名に2サイト。THX認証シアターだって、19スクリーンもある。種類だって現段階で県内にTOHOシネマズが3、109シネマズが3、WMCが5、MOVIXが2、シネプレックスもコロナもあり、あと全国展開している大手でないのはティジョイ、ユナイテッドシネマ、シネマサンシャイン、イオンぐらい。
はたしてこのままシネコンバブルは続くのでしょうか。むしろ注目はオープンして10年以上に突入する、かつてのWMCエース、新百合ヶ丘やみなとみらいの動員推移にあるような気がしてなりません。
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