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2007年2月13日 (火)

『サイドウェイ』

☆☆☆1/2 苦みを味わう大人の映画。
 たまりにたまったHDDレコーダーの在庫整理と思って、あまり期待せずにみはじめましたがこれが絶品でした。アレクサンダー・ペインの前作『アバウト・シュミット』とは月とすっぽん。ただ単に口当たりの良い悪いだけの問題ではありません。あちらが滑稽なほど救いがない人々の営みをストレートに描き、逆にそれがイヤミになるほどでしたが、今回はそれがスパイスとして効いています。私はワインの知識は皆無ですが、この作品では彼のワインの知識が深いかどうかがポイントなのではなく、ワイン好きの彼がどのような人生を歩むかにあるので、彼が語る様子を楽しめました。ポール・ジアマッティはいい役者になりましたねぇ。『レディ・イン・ザ・ウォーター』でも書きましたが、大人のダメ男を観客の許容範囲ギリギリのラインで演じられる繊細さを持っています。かつてのジャック・レモンのような役もやってほしいなあ。ヴァージニア・マドセンの変わらぬ美しさも輝いています。
 飲酒運転をしまくっているのはちょいとひっかかりますが、人生の途中で感じる中途半端な感情をきちんとスケッチした良質の人生ドラマです。酸いも甘いもあります。そしてあの幕切れ。苦みを味わう大人の映画です。

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2007年2月12日 (月)

『アルゴ探検隊の大冒険』

B0000t09o☆☆ 骨董品で片づけたくない。
 これまたリストからひょこっと抜けていた1本。レイ・ハリー・ハウゼンのエフェクツのすごさはあらためて語る必要もないと思いますが、正直物語はのんびりテンポで面白くないし、エフェクツの量も少ないし。でも当時にしては凄い技術でまたそれが恐ろしく手間がかかることをやってて、これを今の時代にどうみるのかというのは興味深い問題です。考えてみるとモデルアニメーションだけでなく、モーションコントロールやオプチカル合成も、前時代のエフェクツの範疇に入るわけですから、私がリアルタイムでみてきたILMの80年代前半作品(『ポルターガイスト』とか『レイダース・失われたアーク』など)の評価も、この作品のように骨董品、いや伝統芸能のようなものに変わるのかもしれません。まあしかし本当に骸骨剣士との戦いはすごいです。

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2007年2月11日 (日)

SFXアニマトロニクス展「IT'S ALIVE!」

Dscn26091Dscn26101   今年も昨年に引き続きWOWOWのアカデミー賞関連イベントSFXアニマトロニクス展「IT'S ALIVE!」が丸ビルでありました。今回はアニマトロニクスがテーマなんですが、去年の衣装デザインの時と比較しても大幅にパワーダウン。まず展示数が減少したことと、展示品に大ヒット作や近作が少なくインパクトがなかったこと(だってヨーダなんてオリジナルモールドからの複製品ですもん)。『グレムリン2』のモグワイにはちょっと感動。ステップモーターがちゃんとあって、すごく手間暇かかったモデルだということがよくわかりました。一昨年東京2会場で開催されたのSWの展示会でも感じたのですが、デジタルエフェクツがメインの近年、CGIのショットが多く、フルスケールのアニマトロニクスも出番は減少。モックアップやコンセプトデザインしか手にできるものが残らないわけですから、こういうイベントは開きにくいのかもしれません。まあ入場無料のイベントですからそれなりのものしか望むべくはないのですが。来年あるとしたら? なにかなあ。プロップとかですかね。

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2007年2月10日 (土)

ラジー賞のノミネーション

 毎年恒例アカデミー賞発表前日にあるゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)のノミネーション。やはり今年は『氷の微笑2』の年のようです。これをみると今マスコミの餌食になっているスターがわかるというのもありますが、ここに出てきても仕方がないよなあという出来のものもあるのが、この賞の存在意義でしょう。びっくりは『ロッキー・ザ・ファイナル』がノミネーションされなかったこと。ということは今回の出来は世評通りひと味違うのでしょうか・・・。

【ワースト作品賞】
 『氷の微笑2』
 『ブラッドレイン』
 『レディ・イン・ザ・ウォーター』
 "LITTLE MAN"
 『ウィッカーマン』
【ワースト男優賞】
 ティム・アレン 『サンタクローズ3/クリスマス大決戦!』
 ニコラス・ケイジ 『ウィッカーマン』
 ラリー・ザ・ケイブル・ガイ "LARRY THE CABLE GUY: HEALTH INSPECTOR"
 ロブ・シュナイダー 『がんばれ!ベンチウォーマーズ』"LITTLE MAN"
 マーロン・ウェイアンズ&ショーン・ウェイアンズ "LITTLE MAN"
【ワースト女優賞】
 ヒラリー・ダフ&ヘイリー・ダフ "MATERIAL GIRLS"
 リンジー・ローハン 『ラッキー・ガール』
 クリスタナ・ローケン 『ブラッドレイン』
 ジェシカ・シンプソン "EMPLOYEE OF THE MONTH"
 シャロン・ストーン 『氷の微笑2』
【ワースト助演男優賞】
 ダニー・デヴィート "DECK THE HALLS"
 ベン・キングズレー 『ブラッドレイン』
 M・ナイト・シャマラン 『レディ・イン・ザ・ウォーター』
 マーティン・ショート 『サンタクローズ3/クリスマス大決戦!』
 デヴィッド・シューリス 『氷の微笑2』
【ワースト助演女優賞】
 ケイト・ボスワース 『スーパーマン リターンズ』
 クリスティン・チェノウェス "DECK THE HALLS"『ピンクパンサー』『RV』
 カーメン・エレクトラ "DATE MOVIE" "SCARY MOVIE 4"
 ジェニー・マッカーシー "JOHN TUCKER MUST DIE"
 ミシェル・ロドリゲス 『ブラッドレイン』
【ワースト・スクリーン・カップル賞】
 ティム・アレンとマーティン・ショート 『サンタクローズ3/クリスマス大決戦!』
 ニコラス・ケイジと彼のベアスーツ 『ウィッカーマン』
 ヒラリー・ダフとヘイリー・ダフ "MATERIAL GIRLS"
 シャロン・ストーンと両側に垂れ下がった胸 『氷の微笑2』
 ショーン・ウェイアンズとケリー・ワシントンもしくはマーロン・ウェイアンズ "LITTLE MAN"
【ワーストリメイク作品賞】
 "LITTLE MAN"
 『ピンクパンサー』
 『ポセイドン』
 『シャギー・ドッグ』
 『ウィッカーマン』
【ワースト続編賞】
 『氷の微笑2』
 『ビッグママ・ハウス2』
 『ガーフィールド2』
 『サンタクローズ3/クリスマス大決戦!』
 『テキサス・チェーンソー ビギニング』
【ワースト監督賞】
 ウーヴェ・ボル 『ブラッドレイン』
 マイケル・ケイトン=ジョーンズ 『氷の微笑2』
 ロン・ハワード 『ダ・ヴィンチ・コード』
 M・ナイト・シャマラン 『レディ・イン・ザ・ウォーター』
 キーネン・アイヴォリー・ウェイアンズ "LITTLE MAN"
【ワースト脚本賞】
 『氷の微笑2』
 『ブラッドレイン』
 『レディ・イン・ザ・ウォーター』
 "LITTLE MAN"
 『ウィッカーマン』
【ファミリー向けを言い訳にしたワースト作品賞】
 "DECK THE HALLS"
 『ガーフィールド2』
 『RV』
 『サンタクローズ3/クリスマス大決戦!』
 『シャギー・ドッグ』

 そうそう、このラジー賞に日本版をめざして文芸春秋社がはじめた(というかぱくった)黄いちご賞。ちーとも面白くない。しがらみをぶちやぶってみなさいとツッコミしたいところです。

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2007年2月 9日 (金)

キネ旬決算号

 毎年恒例のキネ旬決算号です。まあ毎年のことながら詳細な興行の数字をみるとため息が出ることがあります(細かく書くと語弊がありそうですが)。『嫌われ松子の一生』の受賞記念広告はよかったです。しかしながら本当に評論家の顔触れが激変。というか定着率が悪くないでしょうか。どうせならわざわざ今年の十大ニュースにハズかしげもなく自社の映画検定をのせるぐらいですから、評論家の方に強制的に受験させて、成績発表するぐらいの度胸がほしいところですね。あっ、念をおしておきますがこれはイヤミです(汗)。

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2007年2月 8日 (木)

日劇が二階建て!

 ちょっと前の話ですが、日劇PLEXの編成でビックリすることがありました。それは俗に言う二階建て興行。つまり朝はA、昼以降Bという風に2作品を1館で上映する方法。今回『エラゴン』の興行成績が落ち込み、TOHOシネマズで独占上映している『不都合な真実』が堅調に推移しているので、そういう形になったとのこと。これ自体はそれほど珍しくはありません。しかしこれが東宝のフラッグシップであり、チェーンマスターである日劇1がやってしまったことがびっくりなのです。だって天下の日劇ですよ。しかも二階建ての片割れは「ミニシアター系」の作品です。シネコン自体の大幅な増加。都心部へのシネコン進出。さらに初日の決まったブロックブッキングも多く、ここまでくるともはや明らかにチェーンブッキングの崩壊の証であり、もはや既存の映画館のあり方はシネコンのようにやっていくしかないことを示しているのだと思います。ポイントはこれが再編なのか、崩壊なのか。TOHOは既存興行館プラスTOHOシネマズで充分やっていけるサイト数を揃えつつあります。一方松竹や東映はまだまだ道半ばです。自由なブッキングを許すようなことはしないと考えます。シネコン黎明期にみなとみらいなどで出し惜しみの前科がありますから。マリオンオープンから間もなく20年。日劇は六本木ヒルズあたりにその位置をゆずるのでしょうか。そしてあの東銀座にあった松竹セントラルのような、そして今の東劇のような、ただ歴史のみを持つさびれた映画館になるのでしょうか。

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2007年2月 7日 (水)

しんちゃんにつられて

 私はクレヨンしんちゃんが大好きです。今年は上の娘と一緒に劇場版をみる約束をしています。で、この間コンビニでみつけたのがコレ。ホット商品についてくる十二支のマスコットでした。

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かわいすぎる!


というわけで当然のごとく

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はい、十二個一気買い! 荷物は重くなるし、レジではちょっと恥ずかしいし(笑)
でもすんごくいい感じです。

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2007年2月 6日 (火)

DVD『ミレニアム・ライブ・イン・パリ/クランベリーズ』

Dvmillive で、クランベリーズの2000年のライブです。出てたんですねぇ。買ってみたのですが、結論から言うといろいろな意味でダメダメライブ。映像作品としてもあまりに工夫がなく、ライブアクト自体も正直広い空間を持て余している感じで、ファンでないと楽しめないどころか、ファンでも楽しめないライブかもしれない。特典はいろいろあって、歌詞やインタビュー、使用機器リストまでのっているのですが、なにぶんDVD黎明期の商品でオーサリングも解説リーフレットもわかりにくいことこの上ない。
B-AVG.-6.17MB/sec

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2007年2月 5日 (月)

DVD『メリーポピンズ』S.E.(2枚組)

Dvmary01 ジュリー・アンドリュース主演のファンタジーミュージカル。ハイビジョン版で鑑賞した後、私も娘もすっかり気に入り、さっそく2枚組のコレクターズ版を購入。メイキングとしてはよくある類だが、40年の歳月は大きく、感慨深い物がある(ずっと力説しているが2枚組にするのは公開後10年以上とかにすべき)。映像は丁寧にレストアされていて、すっきりとしているが、オリジナルの画調自体がいかにもテクニカラーなタッチ、しかも合成技術もそれなりのものなので、極上とはいかない。不可思議なのが音で、ブエナ特有のディズニー・ホーム・シアター・ミックスが採用されている。要はホームシアター用にリミックスされているわけなのだが、これがなぜか英語・日本語両方でわざわざ5.1ch音声とは別の音声として収録されている。正直昔の作品ゆえにリミックス自体の恩恵が大きいとは思えず、日本語でみる人はそれほどこだわる人がいるのかしらんという点からも、オリジナルステレオ音声、リミックス英語音声5.1ch、リミックス日本語5.1chで済んだと思うのだが。
B-AVG.-6.61MB/sec

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2007年2月 4日 (日)

DVD『スターズ:ザ・ベスト・オブ・クランベリーズ/クランベリーズ』

Dvstars 最近なんか惚れ直して聴きかえしているクランベリーズのビデオクリップ集。映画ファンには『恋する惑星』でフェイ・ウォンがカバーした「ドリームズ」のオリジナルを歌っているバンドという方が通じるでしょうか。個性が強い分、いろいろと批判もあろうがやっぱりドロレス・オリオーダンのボーカルは凄いと思う。ただ今回初めてみるクリップが多かったのですが、この人たちのクリップには彼女のボーカルほどのセンスがない。ライブやドキュメンタリーなどの特典映像などは充実しており彼らの曲を一度でも気に入ったことがある人は買いですが、それ以外の方がCDで想像力を働かせながらの方がいいでしょう。
B-AVG.-6.18MB/sec

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2007年2月 3日 (土)

弾丸食べまくりひとり旅 その5

浜松といえばうなぎパイ…じゃなくてギョウザですよ、ギョウザ。池袋サンシャインの餃子スタジアムで、有名店「石松」が出店していました。食べた時は正直味は可もなく不可もなく。でも私は経験からこう感じました。この手の派手さはないけれどというタイプの食べ物は、絶対に本場の味が格段に上だと。いつかチャンスがあったら行きたいなあと。

はい、来ちゃいました!

今日の目的地はもう一軒の有名店「むつぎく」。

むつぎく<ギョウザ>☆☆☆☆
この旅、最高の収穫はここでした。なにしろここ、すごく忙しそうなのにちゃんと注文が来てから皮で餡を包んで焼いているんです。餡は野菜多めで肉汁とかがじゅわあというタイプじゃないけれど、ちゃんと野菜の味がして、いわゆる餡らしい餡でした。餃子・半ラーメン(これがまたなかなかのレベルで侮れない)・ライスのセットにしたけれど、これならゴハンと一緒にパクパクいけたかもしれません。すっごくおいしかった!

というわけでこの日の夜に帰ってきました。短い時間でしたが別に時間に追われるわけではなく、金に糸目はつけないほどの大盤振る舞いではなかったけれど、ささやかに贅沢もできたし、電車の移動も充分旅行気分が味わえるものだったし、ほどほどにいい景色も味わえて、いい休日になりました。

さっ、次はなんの食べ歩きかな??(もう考えてるのかいと、ひとりツッコミ)

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弾丸食べまくりひとり旅 その4

 結局最後の選択肢にしました。お金もかからないし、だってまだまだ食べたかったものが2つあったから。
ひとつめは京都の甘味処、都路里。カレッタ汐留にも出店して話題になっていましたが、私は今の妻と結婚前に京都に行った時にすでに食べたことがあって、そのおいしさに目を丸くしました。で、駅ビルに入っていることを知った私は久しぶりに食べてみたいと思ったのですが、なんと大行列で50分待ちとのこと。仕方がなく同じ駅ビルのラーメン街で、新横浜ラーメン博物館から消えて久しい札幌すみれを久しぶりに食べました。

すみれ<札幌ラーメン>☆☆
みそラーメンの有名店。私は新横のラー博でしか食べたことがなかったが、実は札幌の本店は新婚旅行時に妻と食べたくて足を伸ばしたものの定休日だったにがーい思い出がある。やはり味はすみれらしいみそラーメン。

茶筅<アイスクリーム>☆☆
コールド・ストーン・クリーマリーの抹茶版とでもいうべきか。

そしてもうひとつ。どうしても本場で食べたかったものが東海道にありました。それは何でしょう? それはですねぇ、浜松にあるんですねぇ。いよいよ最後のところへ向けて移動開始です。

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弾丸食べまくりひとり旅 その3

Dscn2603 はい、次はそのまま人丸駅から山陽電鉄で舞子公園駅へ。ここは世界最長の吊り橋、明石海峡大橋の本州側起点です。橋を渡ると淡路島ですが、特に用もなく、おいしそうなものも知らないので渡りませんでした。でもこれで私、本州四国連絡橋を3つとも歩いたことになりますねぇ(渡ったわけではない)。あ、そうそう、いかにも公共事業な展示施設がありまして、もちろんみました、私(汗)。
 さ、ここからは神戸グルメです。元町で下車します。その前に旅の軍資金稼ぎです。元町駅前にはJRAのウィンズがあるので、そこで絶対の自信があった白富士ステークスの馬券を購入。結果を先に書いておくともちろんとりましたよーん。これで往復の新幹線代ぐらいはペイしました。ここではやはり牛肉とデザートでしょう。

観音屋<チーズケーキ>☆☆☆
いわゆるチーズケーキとは違って、スポンジケーキのまわりにチーズがあり、それをオーブントースターでやくというあったかいケーキ。チーズの匂いが何ともよく、スポンジケーキとの食感もふわふわ。個人的にはもっとチーズのウェイトが大きくてもいいぐらいですが、おいしかったです。

モーリヤ<神戸牛ステーキ>☆☆☆
ここは老舗らしかったのでチョイス。カウンターとテーブルがあって、カウンターですと鉄板で焼くところをみながら食べられます。値段もそこそこしましたが味も抜群で、特に赤穂塩で食べた時は「!」でした。素材のよさに自身があるのだと思います。ランチで食べましたがディナーでもよかったかな。

ここまでくるとすでにお腹はパンパンです。でも! まだまだ食うぞ。
しかしここで関西は打ち止めの予定。さあ、次はどうしようかなあと思案します。

選択肢は3つ
・実は行きたかった函館に飛行機で移動。
・飛行機で羽田にもどり家でのんびり。
・鳥取へJRで移動。
・東海道をたらたら移動。

さあ、どうしたでしょうか?

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弾丸食べまくりひとり旅 その2

Img026 で、翌日まずは姫路城に移動しました。本当はこのブログらしくTOHOシネマズなんばに行くところなのですが、一昨年同じく4wayスピーカーシステム導入のTOHOシネマズ二条には行っているし、TOHOシネマズ横浜にも気合いは入っていそうだし、何より最大キャパのところでは『どろろ』だし。なのでパス。姫路城は数少ない現存する天守閣の1つですが、やはり歴史を感じました。その後、明石へ移動。はい、明石焼きです!

きむらや<明石焼き>☆☆
明石焼きはだし汁につけて食べるたこ焼き。ここはその有名店です。でも一人前20個なのですが、小ぶりとはいえ、やはり味に変化がないので飽きました。

本当は有名駅弁「ひっぱりだこ飯」を本場で食べようとも思ったのですが、新幹線の駅まで移動するのが面倒でやめました(食べたことはあったし)。明石では天文科学館へ行きました。ここは何と言っても日本標準時の場所ですものね。東経Dscn2601Img029135度を通っていることを近隣の山陽電鉄人丸前駅もアピールしておりました。で、その科学館でやっていたアトラクションが節分と言うこともあって豆まき。ご当地キャラ、軌道戦隊シゴセンジャーが鬼と戦ってました。笑ったのが売店の女性2人が「○○さん、太った?」「なんか下っ腹でてるよね」「そろそろヒーローも限界?」 あのう、一応そばに客もいるワケなので、そういう話は…(汗)。言われていたのは赤の方でしたが(猛爆) 公式サイトが哀しみを誘います。
 

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2007年2月 2日 (金)

弾丸食べまくりひとり旅 その1

Img025 なんとただいま大阪です。はい、明日から仕事が三連休なので、半年に一度のガス抜きタイムです。昨年春に引き続き、弾丸食べまくりひとり旅を決行します。まあ一応家族持ちなのでひとり旅が許されるだけでもラッキーなのですが、でもやはり長い時間のひとり旅がそうそういい顔をされるわけではないので、一応短期集中型にしています。というわけで夜のうちに新幹線で大阪に移動。そうすれば明日からどこかしらに出るにも時間短縮でラクチンです(いつもだと寝台特急を使うのですが、今回はお預け)。というわけで昨年春にも訪れた市丸屋台で前夜祭。

市丸屋台<おでん>
2度目。やっぱりここの牛スジおでんはうまいです!

赤鬼<たこ焼き>☆☆
一応有名店なのですが、ほくほくしてたけれどおいしいとは思いませんでした。で、口直しに大判焼きを別のところで食べたら、これが絶品。さらにその後食べたカスタードタルトが、さらにおいしかった!

さあ、明日は食べまくるぞ! でもその前にどこいこうかな?(笑)

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2007年2月 1日 (木)

日本一のシネコン県、神奈川県

 チネチッタはここしばらく1つの施設として年間動員数と興行収入の国内ナンバーワンになっています。で、06年度もめでたくナンバーワンになったそうです。日劇がWMC海老名に首位を奪われた時もびっくりしたけれど、まあチネチッタが03年からずっと首位というのもすごいですね。でも13スクリーンもあるわけですしねぇ。でも今年最大の興味はいよいよTOHOシネマズ川崎につぎ、109シネマズ川崎もオープンして、川崎駅周辺の興行地図がどうなったかという点です。ちなみにこのブログはいつもいつもこの手の状況をアップしてくれて、鋭い分析をしているのですが、私も今年の成績は実質マイナスだと思うのです、それなりに活況を呈した興行街にもかかわらず動員数がマイナスになったということは。

 日本一のシネコン県、神奈川県は本当にすごいことになっているのです。すでに同駅(もしくは徒歩で移動できる複数駅)に複数サイトあるところがすでに4つもあるのです。みなとみらい地区に2サイト(ティジョイ系がさらにオープン予定)。川崎に3サイト。港北に1(だけど今年中に2サイト増。3月に(ちょっと離れているけれど)TOHOシネマズ横浜ができ、今年中にWMCもできる)。海老名に2サイト。THX認証シアターだって、19スクリーンもある。種類だって現段階で県内にTOHOシネマズが3、109シネマズが3、WMCが5、MOVIXが2、シネプレックスもコロナもあり、あと全国展開している大手でないのはティジョイ、ユナイテッドシネマ、シネマサンシャイン、イオンぐらい。

 はたしてこのままシネコンバブルは続くのでしょうか。むしろ注目はオープンして10年以上に突入する、かつてのWMCエース、新百合ヶ丘やみなとみらいの動員推移にあるような気がしてなりません。

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