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2007年1月26日 (金)

不評だった黒い涙

 アメリカ映画協会(MPAA)の海外管轄団体であるモーション・ピクチャー・アソシエーション(MPA)がやっていた海賊版撲滅キャンペーンの広告が変わりました。2005年頃から始まったこの映像、観客からはとにかく不評で、クレームが多かったと聞いています。ところがこれ、勝手にはずせなかったんです。実は全作品についていたわけではなく、MPAに加盟しているいわゆるメジャー5社(ブエナビスタ、ソニー、フォックス、UIP、ワーナー)の配給作品のみでした。でも上映前に映写を義務づけていたそうです。まあ配給側の気持ちはわかりますし、啓蒙の必要性もわからなくはないですが、それにしてもセンスは必要かと。だってこれから楽しみにしている映画の上映前にドクロと黒い涙では(笑)。特にファミリー向けの作品も多いブエナでは怒り出す保護者がいても当たり前です。余談ですがドルビーのサウンドトレーラーのバージョンは最初は蒸気機関車(トレイン)、そしてヘリコプターがとびまわるシティでしたが、落ち着いたドラマの上映にはそぐわないとバージョンが増えました。また鑑賞マナーCMが出始めた頃、外資シネコンの元祖ワーナーマイカルのものは、ルーニーチューンズを使っている上にニヤリとさせられる面白さで、そのセンスには唸らされました。
 で、今度のバージョンは五月女ケイ子さんのイラストがフィーチャー。センスは・・・微妙。うーん、笑えるかなあ、コレ(汗)。黒い涙が懐かしい(?)人は日本国際映画著作権協会(JIMCA公式サイト)でみることができます。

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