「おちおち死んでられまへん」
前作「どこかで誰かが見ていてくれる」の番外編。何しろあの本が出てからますますの活躍なわけで、主に『ラストサムライ』のエピソードが中心。メイキングからはわからないきわめてパーソナルな話が出てきます。つまりこういうエキストラやメーキャップ担当などの話は、取材する志を持つ人間が残さない限り、忘れ去られる可能性がきわめて高く、しかもデジタルエフェクツ全盛の現在はこういう撮影スタイルは過去の物になるかもしれないわけで、そういう意味でも興味深かったです。ただし絶対に前作から読みましょう。正直エピソードがだぶる部分もあり、また福本さんの人柄にふれてからの方が理解できる行動も多く、いきなりこれよりいいと思います。
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