« 「どこかで誰かが見ていてくれる」 | トップページ | 「おちおち死んでられまへん」 »

2007年1月18日 (木)

「年をとったワニの話」

20061105521731 昨年『頭山』のアニメ作家、山村浩二が映像化した『年をとった鰐』が、凄く気になっていたレオポルド・ジョヴォーの短編集をずっと探していました。これがすごく意外な(しかもかなり身近なところに)あるのだから世の中はわからない。しかもこれが腰が抜けるほどのおもしろさ。いやあ、素晴らしい! これは見事な芸術品です。独創的で美しく、無垢でいて残酷。もう読んでくれとしか言えません。バートンの『ビッグ・フィッシュ』に出てくるおやじのホラ話もこのぐらいのレベルが必要だったのだと思います。

|

« 「どこかで誰かが見ていてくれる」 | トップページ | 「おちおち死んでられまへん」 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「年をとったワニの話」:

« 「どこかで誰かが見ていてくれる」 | トップページ | 「おちおち死んでられまへん」 »