『コープスブライド』
☆☆ 適材適所でない才能たち。
ティム・バートンの『ナイトメア・ビフォアー・クリスマス』はユニークで再見にたえられるスタンダードとなったのに対し、再びバートンが挑んだストップモーションの世界は、遠く及ばないできばえとなりました。これではっきりとしたのはあの作品のすばらしさはどこにあったのか、そしてなぜこの作品がナイトメアにならなかったのか。それはあの作品がヘンリー・セレックとティム・バートンがそれぞれのエッセンスのよい部分が凝縮された結果うまれた作品であるということでしょう。ですから現状の彼への評価は過大だと考えます。そういう意味でこの作品は適材適所でない才能が無駄遣いされているのがよくわかります。
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